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語り部の日々

何もできない自分が唯一できる文字が書ける事を使い、小説を創作してみるチャレンジブログ(大分マニアックな小説なので合わない方多数と思われます、自己責任でおおらかな気持ちで作品を楽しめる方にお勧めします)

               

「ピロロロ ピロロロ ピロ・・・・うっ う~ん・カチャ」眠い眼を擦りながら大きくアクビをすると、少し寝癖の付いた頭が左右に揺れていた。

「今何時 エッ!! 7時遅れちゃう」

バタン 勢いよくドアを開け廊下に出た所
「うん?いや待てよ、今日は日曜日じゃん」

最近忙しい奈々は頭を掻きながら部屋に戻り二度寝を始めた。

「カチャ・トテトテトテ」小さな手が布団から出ている髪を引っ張った。「イタタタ・・分かったからもう少し寝させてよ~」と姪に弄ばれてる髪を布団の中に引き込んだ。

トントントン ガチャ
「奈々!モモがやさしく起こしているのに昨日約束したでしょ 相変わらず朝は弱いんだから」

「う~ん、お姉ちゃんこそ私より朝は弱かったのに」

「主婦は朝弱いと勤まらないの、子供が出来てからはより一層早くなるから、要は慣れ慣れ」

モモを抱っこしてベットの淵に腰掛け
「ハイ起きて、時間が無いのさっさと着替える」
そう言いながら真由美は丸まっている奈々の背中を叩いた 「分かったぁ~」

五分後、奈々が着替えを済ませリビングに入った時には姉夫婦は、今日出席する友人の結婚式用の衣装に着替えていた。

「昨日お願いしたように今日一日モモの面倒を見てね」

「分かってる、は~いモモちゃん今日はお姉ちゃんと遊びましょうね」
ニッコリ微笑む表情に癒されながら頬擦りしていると

「じゃあ奈々任せたから、そうそう最近モモが色んなモノに興味があるから注意はしておいて怪我だけはさせないでよ、モモ・おばさんと仲良くね」

「おばさんじゃないお姉さんです!」

「ハイハイじゃあ行って来ます、2次会には出ないつもりだから夕方までには帰るわね」

二人を見送った後は居間に戻り、奈々は朝食の準備をはじめた。

「モモちょっと待っててね、ご飯の後に散歩行こうね」

朝食を済ませ一息ついてから近くの公園に行き帰って来た時には10時半を回っていた。

疲れたのでリビングのカーペット寝転んでいると

「♪♪・・・・・ ピッ、もしもし美和久しぶり うん うん・・・・・・じゃ後でね~ ピッ」

同級生の美和から会いたいとゆう電話だった。

 

彼女は高校の美人コンテストで一位なるくらいで頭もよくて才色兼備、将来は女子アナ成るだろうと思っていたが大学生の時社会人の彼との間に子供が出来て呆気なく結婚してしまった。

彼女の近況は隣町に家族3人暮らし、今日は彼女も実家に帰っているので久しぶりに会いたいそうだ。
モモと彼女の子供は同い年で一緒に遊ばせたらと話はまとまり、昼食を近所のファミレスで一緒にとる事になった。

ファミレスでは久しぶりに昔話に花が咲くかと思っていたが、モモに食事をさせるのに手間取ってしまいゆっくり会話も出来ない。

「はぁ~子供に食事させるのがこんなに難しいとは思わなかった」

「フフッ こんなの慣れよ、奈々も結婚して子供出来たら出来るようになるわ」
彼女にそう言われても、学生の頃の彼女しか知らない奈々は、テキパキと育児をする友人に違和感を覚える。

以前の彼女は綺麗なロングヘアーをふわっとさせ服装も流行のものを着こなしていてどこにも隙のない女性だったが、今はロングヘアーを無造作にポニーテールにまとめ服装は派手ではないが子供を持つ母親としてはお洒落でセンス良くまとまっていた。

2人が近況の話をしている横で子供たちは元気良く遊んでいたが、30分ほどして疲れたのか欠伸をしはじめた。

「遊び疲れたのかな、家近いから少し寄ってく?」

美和も久々に地元友人と話が出来るのが楽しいのだろう。

「奈々さえよければお邪魔するわ、美音が寝ちゃったら連れて帰るの大変だから」

そうと決まれば会計を済ませてタクシーで帰宅、家に入ると4人は居間のホットカーペットの上にゴロン、5分ほどで子供は動かなくなる。

「いや~子供ってホントON/OFFハッキリしてるね、2人とももう寝ちゃったよ」

「うん楽しかったからハシャギ過ぎたのかも、近所にお友達がいないから」

「そうなの?」

「今住んでいる市営団地お年寄りが多くて、引っ越し居たいけど今の旦那の収入では・・・・・・一軒家はいいわね」

「一軒家って言っても2世帯6人家族、私なんて早く嫁に行けと無言のプレッシャで気が休まらないよ」

2人の会話は取り止めとなく続いていたが、ホットカーペットの心地よい暖かさで2人ともいつの間にか眠ってしまった。


「シャキ シャキ シャキ」 「シャキ パサっ シャキ・シャキ・シャキ・・・・・」

不気味な音と何か床に落ちていく音、子供のはしゃぐ声がかすかに聞こえる。

奈々はその音や声を聴いても一向に起きようとする気力は起きない。

「キャッ キャッ カシャ カシャ パサ キャキャ・・」子供のはしゃぐ声、異様な金属音、何かを切っている切断音

状況はどんどん悪い方に進んでいるが一向に起きようとしない2人、ここで目を覚ましていれば被害はもう少し抑えれていたかもしれない。

「カシャ カシャ カシャ」 「キャ キャ」 「う~」
「バンパン う~ バンパン」床をたたいたり手を振りまわしたり、声を上げていた子供達はついに飽きてきたのか次の行動に移った。

持っていたハサミを放り出し2人の周りに散ばっている、今まさに自分たちが切断した黒い物体を鷲掴みして空中に放り上げた。

{キャッ キャ パサ~ キャキャ・・・・パサ~」


子供にしてみれば良いおもちゃ、今自分の周りに降ってわいてくる見たこともない物、触る事はあっても握りしめたり放り投げる事は出来ないもの、そうこれは人の頭に生えている綺麗な髪、おもちゃに出来るものでは無い。

掴んでは投げ切られた髪、は桜吹雪よろしく髪吹雪として子供たちの上に降り注いだ。
この光景を他人が見た場合どう表現するだろう、多分どんな人でも絶句して言葉を失うだろう。

「パシ パシ」 床を叩く音は大きくなるがそれでも
2人が起きる事は無かった。

子供の意思表示として叩くのは大人に気付いてほしい為「パシ パシ」 「ドン ドン」音は大きくなり気づいてもらえない苛立ちから余計激しくなる。

そしてその振り上げた手が二人の悲惨な状態の頭に

「バン バン」 「イタ~ 何、美音分かったから」
美和はいつも叩かれ慣れているのかすぐ起きて美音を引き寄せ頭をなでて落ち着かようとした。

「バン バン バン」勢いよくモモに叩かれているが奈々の方は起きる気配はない。

美音をナデナデして美和も少し寝ぼけれいるのか周りの状況に気づくのが遅れていた。

パサ ジャリ 何?この感じ、美和はついた手の感触に違和感を覚え、チクチクするそれでいてつるつるもする、手で持ち上げ目で確認した。

「キァ~~~~~~~~~~~!」
普段出すことのない大声を出し、状況を理解できない美和は膝の上に乗せた美音にかまわず立ってしまった。

投げ出される形の美音は周りに散ばる黒い物体(髪)の上で前転してしまった。

「うわっ美音ゴメン」すぐに抱きかかえケガはないか確認する、当の本人はアクロバティックな遊びと勘違いしてキャッキャと手を叩いて喜んだ。

回りの髪が自分も物とは気づかず、おろおろするしか出来ない美和は後ろに寝ている奈々に振り向き「あっ」と声がでて自体を把握したが、奈々はこの状況でも起きる事なくモモに叩かれ続けていた。

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夢の国といえばいつ以来行ってないだろう?

 

免許を取って初めて買った車で、気になる彼女を誘いドライブに行った思い出が蘇る。緊張しているのか何時もより口数が多い自分に、彼女は嫌な顔をせず付き合ってくれた。

 

園内では絶叫系の乗り物が大好き彼女、対して自分で走らせる乗り物は好きだが他人に運命を任せる絶叫系の乗り物はダメな自分、ここで拒否すれば今日のデートは台無しになる恐れあり、覚悟を決めて乗ってみたが途中バーを離すこと出来なく無様な姿をさらす事に。

 

昼食のレストランで彼女に茶化されながら会話も弾み、2人の距離が縮まったので結果オーライだった。と昔の事を思い出しながらストーリーを考えてみる、でも彼女との話は小説の題材にするのはベタな気がする。

 

夢の国でも来園するお客だけでなくそこで働いているキャストもいる、こちらで話を盛り上げるのもイイかもしれない。

 

 

 

 

次回作を構想中、心がすさんで今はダークな

内容になりそうで怖い。

 

それならと思考の方向転換をする事に

 

そうだ!夢の国を絡めた話などどうだろう?

この線で断髪を絡めた話を考えるのは難しいが

がんばるぞ!

自分の想像より多くの方からアクセスがありうれしいものですね。

 

お知らせ

挿絵を挿入しました、まだ表現力のない文章なので場面が想像

しやすくなればと思い、流石に絵心はないのでコミpoです。

キャラクターに汎用性がありませんがそこは工夫して頑張って

みます。

注:追記

最後の絵を入れ替えました。

洋子とのカウンセリングも終わりいよいよカットが始まる時、洋子から咲に一つの提案があった。

 

「咲ちゃんベリーショートになる前に、せっかくだから私が最初提案したセミロングにカットしてみない?実はセミロングのモデルを探していたの咲ちゃん可愛いし、写真を撮って店で使うカタログのモデルとかなってくれないかな、今回の料金をサービス価格にするからねっ お願い」

「良いですよ私でよければ、本当は自分もこのロング以外の髪型も見てみたかったのでOKです」

 

「助かるわありがと、じゃあ早速はじめましょうか」

 

まず洋子は腰上から肩の下までの長さに髪を切り始めた、咲の髪を櫛でときハサミでカット 「シャキシャキ パサッパサッ・・・」黒髪が30センチほどケープを滑りながらひざの上にたまり、後ろの髪はそのまま空中をひらひら舞い床に溜まっていく

鏡に映る洋子の表情は真剣で、咲はその姿に圧倒されて話しかける事も無くただ自分の髪の行方を目で追っていった。

髪が肩の長さなり洋子はハサミを代え髪の量の調整をはじめた。咲の髪は太く量も多い、毛先と中間の髪にセニングを行いあと前髪は今より少し量を増やし横に流れるようにしてカットは終了した。

咲の周りにはカットした沢山の髪がひざ上や床の上に溜まり、それをじっと見つめている咲の表情はなんともいえない寂しさの表情が現れいた。

 

「咲ちゃん今日はパーマを掛けれないからスタイリング剤とカールドライアーでゆるふわにセットしていくからね」

洋子はセットに30分を掛け綺麗なゆるふわなウエーブのセミロングにそれを見た咲は出来上がりの良さにテンションが上がり、その後の写真撮影も気持ちよく撮られることが出来た。

 

撮影が終わりスタイリング剤とカールをとるためシャンプーをして乾燥後はお茶を2人で飲み、いよいよ咲のベリーショートへのカットが始まった。

 

まず洋子は咲の髪を丁寧にブロッキングをして
「咲ちゃんバッサリいくけど良い?」

 

咲は「ふ~」と息を吐き覚悟を決めたようで洋子にウンと小さくうなずき目を閉じた。

洋子はまず右横の髪のブロッキングを外しクシでといた後、耳下の位置まで直線的に切る・・・・・ショキショキ パサパサ・・・・・・・ショキショキ パサパサ・・・・・  ハサミの音や髪が切られる音を耳元で聞き、あ~こんな所までハサミが当たってるホントに私髪を切っているんだな、現実感がないようなふわふわした気持ちを感じて咲はゆっくり目を開けた。

 

鏡に映る私の髪は耳のところまで切られ、今までに感じたことのない感触がサワサワと当たる毛先で実感でき、何故か咲はモジモジしてしまった。

 

洋子その事を気にも止めず真剣にカットを続け、何回も繰り返しハサミを動かしどんどん横の髪は短くなり、肩やひざの上に長い髪や短い髪が溜まっていく、それを横目に鏡に写る咲は右側はベリーショート位の短さ、左はセミロングなので少しアンバランスな感じでクスと笑ってしまった。

 

それを見た洋子は
「咲ちゃんどう?こんな感じで長さは?耳はほとんど出てるけど、ボーイッシュにならない様に毛先が遊ぶような長さは残しているし、キュートなベリーショートが咲ちゃんには似合うから、社会人としての清潔感も出るようにするから、これで進めていいかな?」

 

「大丈夫ですこのまま進めてください、でも本当に思いっきり切りましたね、切る方も気持ち良いんじゃないですか?」

 

「確かにこんな量切るのは1年に数回有るか無いか、気持ちよさより緊張感のほうが多いと思う、お客様の満足いくスタイルにしないといけないからカットが終わって、お客様の笑顔が見えるまで安心できないから大変よ。
今日は咲ちゃん笑顔を見たいから、さぁ~まだまだがんばらないと!」

 

洋子は自分に気合をいれて、今度は左横の髪のカットを始めた  シャキ シャキ シャキッとリズムよく髪は切り進められ、咲がこの店を紹介してくれた優香に感謝しなくちゃと考えているうちに左の髪も切り終わっていた。

 

次に後ろの髪のブロッキングを外し櫛を2・3回通して、首の付け根ギリギリを横にスパッとカット

その後は・・・・・シャキシャキ・・・・・とハサミの音を聞くうちに、今度はうなじあたりにハサミが当たる感触が有り、ぷるぷると咲は身震いしてしまった。

 

洋子はここでも真剣な表情でカットを続けながら
「咲ちゃんベリーショートで特に気を使うのは首筋とうなじなんだけど特にうなじのところに癖のある人は注意が必要なの、だけど咲ちゃんは癖の無い髪だし首が細いからシルエットが出しやすいしここのラインってとてもセクシーで魅力的」

 

「本当ですか!うれしい~何か、ワクワクしてきました」

 

洋子はその後も丁寧にカットを続け後頭部の丸みを計算に入れながら切り進めた。

ここまでのカットで咲の髪は以前の五分の一の量になり、切った髪がケーブの上や肩、床を覆いつくしている。

 

次に洋子は上の髪に自然な流れが出るようなカットを、咲の髪は癖がなくストレートなので髪の流れが出にくい、今回パーマをかけずカットのみで流れを作るのは洋子の腕の見せ所、スキバサミを使い髪に長短をつけ手ぐしでセットできるように、そのためカットの時間が長くなり咲の髪は長時間にわたり髪吹雪のように目の前で舞い、咲はちょっとその光景に唖然とした。

「洋子さんこんなに切って上の髪無くなりませんか?」

 

「大丈夫よスキバサミで切って長短出す為だから、全部同じ長さじゃないからね髪は沢山落ちているけど毛量調節も兼ねているから完成して髪に手を入れたらびっくりするかもしれないけどベリーショートではこれ位がいいのよ」

 

確かに咲の感覚ではカットした髪の量も多いけどスキバサミで毛量調節の後の自分の頭軽さは、ロングの時と比べるとほとんど髪の重さを感じない位軽さだった。

 

カットを始めてどの位の時間が経ったのか咲には夢のような時間も、もう最後の前髪を残すだけに、今までのロングでは、前髪を作り無難な眉下でカットしていたので、かわいい優等生のような感じに見られていたのを洋子は、整った眉の形が見えるようなセシルカットのような不ぞろいの少し短い前髪にカット、それに合わせ最後の仕上げカットを全体に施した。

 

「さあカットは終了、咲ちゃんどう?長さは誰が見てもベリーショートだし耳の周りからもみ上げのラインは特に前からの印象は女性らしさも引き出しているから、後ろも自画自賛になるけどなかなかこのラインは出出せない」

 

洋子は椅子を90度動かし横顔を鏡に映し

「カットだけでなく本人の首のラインも良くないといけないし、あと前髪は咲ちゃん的には短いかもしれないけどこのベリーショートにはこれが一番ね、慣れるまではちょっと気になるけど私的には相当自信があるんだけどう?」

 

「洋子さん長さは良いです、やっぱりここまでのカットは信頼できないと任せられません、優香からカットセンスもピカイチと聞いていたので想像以上の仕上がりで大満足です」


「じゃあ後シャンプーとセットね、今までと違いセットしないとだらしなくなるから注意ね、これから簡単に出来るセット方法レクチャーするから安心してね」

 

シャンプーの後髪を乾かした洋子は、①何も付けずに手ぐしでのセットの方法(ナチュラル)はこれから残りの学園生活でも問題にならないよう手軽に。
➁ワックスを付けるセット方法(ワイルド系)は休日に遊びのときアレンジスタイル髪の流れを維持する為に。
➂社会人として仕事のじゃまにならないよう髪を柔かめワックスで流れを作り大人な落ち着いた感じを出す為に。

最後にプロの本気のセットで仕上げで完成。

 

一仕事終えて満足げな表情の洋子は
「咲ちゃんこれで気になる男の子に意識して貰えるはず、私が言うのもなんだけどこれだけ変身した姿を見たら気になる異性なら、絶対何らかの反応するから、咲ちゃんのこのまっすぐな気持ち彼に届くと思う、頑張ってね!」

 

私は会計を済ませ少しハニカミながら「ありがとうございました」と洋子さんにあいさつをして店を出ると、外の風が咲の首筋やうなじ耳元の髪を優しく撫でる。

この新しい髪型で私は会いに行く、待っててね達也、足取りも軽くバス停に向かった。