新メニュー | (´・ω・`)日記
今日は午後からバイトのシフトに関する打ち合わせ。アーンド、新作紹介(寿司の)でした。

シフトの打ち合わせだって聞いてたのに、なぜか手ぶらで行ってしまった私。偶然いたお友達の中国人の女の子に紙とボールペンを借りるという、なんとも気まずいことを初顔合わせでしてしまいましたよ…

ま、それでその打ち合わせが終わり、新メニューが二つあり、それを作ってみることとなった。あ、コックさんがね。ぞろぞろとみんなでキッチンに行き、コックさんが説明をし始めた。

「インサイドアウトの回りを今度の新メニューではゴマではなくネギのにします。」って。ネギをすばやく取り出し、見事な手さばきですごく細く切っていく。

「そして中にはキムチを入れます」

え。キムチ?

とっさに思い浮かび、口に出してしまったことは、「臭くはないのか?」という考えだった。キムチについては中国人も知っているらしく、へえーって普通に感心してる。さすがの中国人もキムチが臭いかもしれないと言うことまでは知らなかった様で、私が言った「臭い」発言に微妙な顔。

コックさんまで「臭いの?キムチ」ってって質問してくる始末。
「でも、ドイツのキムチは臭くありません」
って嘘なのか本当なのかわからないフォロー。


ほんとか、それは?!でも、臭くないキムチはニセモノじゃん?

で、臭いのは自分が食べないからどうでも良いのか話題は何と一緒に巻くかに移っていく。彼なりに考えた結果、きゅうりと巻くそうだ。キムチって言ったら豚肉だよね、って発言しても取り上げてもらえそうにもないのでとりあえず黙っておく。

新メニューその2は、これまたインサイドアウトなんだけど、今度は外に来るものがノリでも、ゴマでもネギでもなく、鮭の燻製で巻かれるようです。中身にはクリームチーズ(フィラデルフィアとかの)と多分ネギだったと思う。見た目も酒のますずしみたいで良し。

これで完成かと思いきや、こんな前置きと共に、コックさんはあるソースを取り出した。

「子供も大人もこの鰻のタレが大好きで、沢山かけたがる傾向にあるので、僕は鰻のタレをここにかけることにしました」

っていって、サケの上にジャンジャンかけてるんです。もうここまで来ると、何も言う言葉も見つからず、ただただ眺めるだけ。おいしいのか、それは?って、簡単に聞けない質問だけが頭の中をぐるぐる回る。こんなに自信満々に言われたら、「おいしいの、それ?」なんて、私、言えません。もしかしたら外見と想像ではまずくてもおいしいかもしれないし固定観念にとらわれるのは良くないと中学の時丸山先生に習ったし。

そこで、物事をハッキリ言うのが中国人。「それ、おいしいの?塩味のサケと甘いタレっておかしいよ。いくらドイツ人が甘酸っぱいの好きでもそれとこれは違うし、合わないんじゃない?」

ちょっと困り気味のコックさんだけど、今更議論していても埒が明かないし、もう新メニューって決まってるのでまずは味見してみようと、皿を進められた。恐る恐る1つつまみ、口へ運んでみた。




酢の効きすぎてる酢飯塩味のサケ+なんだかわからないしょっぱい様なソースのハーモニー…はっきりいって、おいしいのかわかりません。判断しかねるものをドイツに来てからは良く食べましたが、ここまでのものは初めてです。

KING OF 珍味!

みんなの反応もイマイチで、ウエイターの男の子にいたっては、ビールを飲んだと思ったら実はおしっこでした的な顔で、口から吐き出す始末。


みんな創作意欲が盛ん過ぎてしまう傾向があるみたいです、ここドイツでは。