期待にたがわぬ第1話でした♪ イギリス、妖精、魔法使い! ファンタックな世界観とそれを支える映像美はもちろんですが、智世の過去にまつわる重い話ばかりではなく、ディフォルメタッチやコメディも多めで見やすかったのも良かったです。

 

 

 

エリアスの異形の風貌は驚かされますが、竹内良太さんの落ち着いたトーンの演技もあり、大人の余裕と温かみを感じさせる人柄です。

 

 

 

しかしエリアスの行動は《あしながおじさん》的な行為、才能ある不遇な少女を私財を投じて助けたのかと思いきや、1話目にして俺の嫁宣言をするとは思いませんでしたけど。

 

 

 

2人の距離が徐々に縮まって恋に発展するパターンだと思っていたので驚きました(*ノωノ)

 

 

 

それはともかく、エリアスのもてなしを受ける智世の姿に、長い間家族の温もりから遠ざかっていたことが透けて見えて泣けます。温かい食事と温かい寝床はとても大事。あとお風呂もね( *´艸`)

 

 

 

嫁になるかどうかはともかく、彼女に心温まる平穏な日常が訪れてほしいと思います。

 

 

 

ただ、海外の視聴者にとっては多少の難点もあったようです。日本の私たちには縁遠い事情ですが、イギリスでは赤毛差別があり、またイギリスが近隣のアイルランドと戦争し、赤毛の多いアイルランド人を奴隷にした経緯があることから、赤毛の智世が人身売買のオークションにかけられるアイルランド人奴隷に、それを競り落とすエリアスがイギリス人に見える人がいたようです。

 

 

 

これもどうかとは思うのですが、そう解釈できることは否定できませんし、また奴隷を売買するオークションではないのに、少女がシャツ1枚で鎖につながれるという表現はよろしくないと感じました。表現はしばしば難しい問題をはらむので受け取る側としては気をつけたいですが、自分にとってはイギリスとアイルランドにそうした問題が今もあることを認識する助けにはなりました。

 

 

 

なお、今回最も驚いたのはED曲でした。

アジアやヨーロッパの伝統的な楽器を取り入れたフォークなサウンドに聴き覚えがあると思ったら、ZABADAKの吉良知彦、小峰公子、旧メンバーの上野洋子の3人が携わっているではありませんか!

 

 

 

まさか上野洋子さんが再びZABADAKの音楽に関わるとは。吉良さんが昨年お亡くなりになられているのでなお驚きました(涙) 上野さんの歌声を聴くことは叶いませんでしたが、このアニメとともにZABADAKのサウンドを楽しめる幸福をかみしめたいと思います(*´ω`)

 

エンディング曲:『環-cycle-』

作詞:小峰公子 / 作曲:吉良知彦 / 編曲:上野洋子・吉良知彦 

歌:糸奇はな