絶品輪業 ファクトリー通信

絶品輪業 ファクトリー通信

ビンテージバイクに囲まれる日々の記録

こんにちは、全品輪業 中の人です。
絶品輪業通信 vol. 100050 
───デーモン閣下と同じゲタの履かせ方をしました……

ピストンを新品にして
クランクからすべてをオーバーホールした
納車に向けて整備をしている
カワサキ 750RS Z2 。
エンジン始動させました。
動画でどうぞ(ようつべです)

 



過去にいろいろイジられておりVM26キャブの
ボディがあっちゃこっちゃ向いていたり
修理、修正をして。ジェット類やガスケット、
フロートは新品にしています。

エンジンは、クランクシャフトをオーバーホールしまして、バルブまわり、カムチェーン周りも新しくしました(対策されたオリジナルアイドラーも使っています)


過去の整備でカムジャーナルもいい加減なことをされていたので全部内燃機屋さんにて修正をしてもらいました。
50年以上生き延びた車両ですから
こうなっていてもまったく不思議じゃないです。

人間だって50歳をすぎればガタがきますよね(;´д`)トホホ…

ただZ2は機械ですから、マシンですから、
こうやって手を入れると調子を取り戻すことができます。
人間は機械の身体にしないと無理です。

今 万感の思いを込めて Z2が始動する〜

スロットルを開けてみると
やっぱりZ1とは違う、軽さとレスポンスですね。
いい感じに仕上がってきました。

中はいろいろ新しくしましたが、見えているところは、極力当時のままの部品を使っていますので、お店に飾ってあったときと見た目が変わっていないのがミソです。

う〜ん、さすが工場長!
我田引水しまくりマクリスティー


それでは次回もお楽しみに
(たいしたネタはないですが……)