小説 再生―密命・恐山地吹雪〈巻之二十二〉  佐伯泰英 | てんつぶ

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密命シリーズ22。

 

新陰流道場門下の八戸譚五郎は父の代理で法要のため初めて故郷・八戸を訪れることになった。

旅慣れない譚五郎は修行を方便に清之助を巻き込んで共に旅立つ。

鹿六隠居の計らいで行きは船で出立する。

順風満帆に寄港地・気仙沼へたどり着くも、最近近海を荒らし回っている海賊サンボトジ頭と遭遇する。

海賊サンボトジ頭の頭は平泉氏宗。

またの名を柳生左門といい、何とあの柳生六郎兵衛の付き人であった。

柳生六郎兵衛が殺された責任を負わされ、尾張藩そして尾張柳生をも追われ盗賊に身をやつしていた。

清之助が海賊を退治する。

 

神保桂次郎と惣三郎の師弟は出羽三山で修行続ける。

惣三郎は呟く「技量は清之助を超えた、あとは精神。。。」

 

八戸にたどり着き、無事に法要を終えた二人だが、闇巫女に本家の子供たちが攫われた。

かつて死者を甦らせる禁じ手で恐山を追いやられたイタコよね婆と恐山での霊験対決。

 

☆彡

とうとう、次は「23巻:決戦前夜」というところまで来ましたか。
あとは「24巻:潰し合い中山道」「25巻:上覧剣術大試合」「最終巻:終の一刀」..........すでに何か寂しい。