小説 うめ婆行状記 宇江佐真理 | てんつぶ

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大店の娘だったうめ。
北町奉行所の同心・霜降三太夫に見染められるも乗り気せず。
ところが店が押し込みに遇うところを偶然にも三太夫に救われる。
恩義から嫁ぐことになるも質素な暮らし、武家の仕来たりや小姑に苦労して幾十年。
夫が身罷ったのを機に独り暮らしを決め込むうめであったが。。。
穏やかな老後の独り暮らしを描いたうめ婆さん。
だが、そうは問屋が卸さない。
次々に親戚の難題がやってくる。
でも外から見て初めて周りの人たちの心持ちを知るのであった。
 

未完の遺作。

☆彡

うめの決意/うめの旅立ち/うめの梅/うめ、悪態をつかれる/盂蘭盆のうめ/土用のうめ/祝言のうめ/弔いのうめ/うめ、倒れる/うめの再起