10/22から時代劇専門チャンネルで「篤姫 総集編」を放送していましたが11/19日で終わりました。
2008年に放送された47作目のNHK大河ドラマ。
原作は宮尾登美子の小説『天璋院篤姫』。
全50回の平均視聴率は24.5%、過去10年の大河ドラマのトップを記録。
宮﨑あおいは大河ドラマ史上最年少の主演。
主人公は江戸幕府13代将軍・徳川家定の正室である篤姫（天璋院）。
島津氏の分家に生まれた於一が徳川家の御台所となり江戸城無血開城を経て明治になって亡くなるまでの半生を描く。
この総集編では割と早めに大奥へ入ってしまいます。
ガサツだった於一の修業場面をもう少し見てみたかったです。
まぁあの場面もこの場面もと言い出すなら。。。総集編で無くオリジナルを見なくてはね。
ま、それだけ捨てエピソードが少なかったという事です。
乳母である菊本（佐々木すみ江）の「女の道は一本道、引き返すは恥にございます」は名セリフ。
父・島津忠剛（長塚京三）の「愉快であった」も鮮明に残りました。
滝山（稲森いずみ）、広川（板谷由夏）、重野（中嶋朋子）、唐橋（高橋由美子）ら奥女中たちそれぞれとのバトルや新たな絆も良かった。
そして何といっても堺雅人の怪演。
徳川家定と篤姫の短い縁（えにし）が感動的で切ない。
高橋英樹（島津斉彬）、中村梅雀（井伊直弼）、平幹二朗（調所広郷）、江守徹（徳川斉昭）、北大路欣也（勝海舟）といったベテラン俳優の好演技がドラマに深みをもたらしたと思います。
テーマ曲のみならず、挿入曲も素晴らしかった。
また何年後かに再放送してたらきっと見るでしょうねぇ。
＜キャスト＞
天璋院（於一→篤姫→天璋院）：宮﨑あおい（幼少：永井穂花 少女：岩本千波）
徳川家定（徳川家祥→徳川家定）：堺雅人
徳川家茂（徳川慶福→徳川家茂）：松田翔太
徳川慶喜（一橋慶喜→徳川慶喜）：平岳大
和宮（和宮→静寛院）：堀北真希
徳川斉昭：江守徹
小松帯刀（肝付尚五郎→小松尚五郎→小松帯刀）：瑛太
小松清猷：沢村一樹
肝付兼善：榎木孝明
調所広郷：平幹二朗
西郷吉之助（西郷吉之助→西郷隆盛）：小澤征悦
大久保正助（大久保正助→大久保一蔵→大久保利通）：原田泰造
坂本龍馬：玉木宏
島津斉彬：高橋英樹
島津久光（島津忠教→島津久光）：山口祐一郎
島津斉興：長門裕之
島津忠剛：長塚京三
お幸：樋口可南子
菊本：佐々木すみ江
阿部正弘：草刈正雄
井伊直弼：中村梅雀
勝海舟（勝麟太郎→勝海舟）：北大路欣也
幾島：松坂慶子
滝山：稲森いずみ
広川：板谷由夏
重野：中嶋朋子
唐橋：高橋由美子
＜音楽＞
音楽：吉俣良
テーマ音楽演奏：NHK交響楽団
テーマ音楽指揮：井上道義
＜各タイトル＞
篤姫 総集編 第一回 御台所への決心
篤姫 総集編 第二回 大奥入城
篤姫 総集編 第三回 天璋院篤姫
篤姫 総集編 第四回 徳川の母
篤姫 総集編 最終回 無血開城