「お笑い花月劇場」は1965年から1984年まで朝日放送で毎週土曜日の午後に放送されていた吉本新喜劇のバラエティ。
なんば花月での公開録画番組でした。
小学生の頃は、土曜よりむしろ日曜午後の再放送を見ることが多く、そのオープニング曲の『ポップコーン』が非常に印象的でした。
シンセサイザーの音が新鮮な時代、その電子音に憧れました。
本格的なシンセ音楽といえば、手塚アニメの主題歌でも有名な富田勲さんくらい。
その後、アーケードゲーム(風船割りのサーカスなど)のピコピコ音など、じわじわっとコンピューター音楽が広がってきました。
そして、ELP・クリムソン・フロイド・Yesなどのプログレにもはまりました。
それらのきっかけ・初体験が「ポップコーン」だったのです。
YMOファーストでサーカスの音が使われたときには凄くうれしかった覚えがあります。
このファースト、バージョンによってはスペースインベーダー版もあります。
で、吉本。
当時の主な出演者は以下の方々。
こうやって名前を並べたり、画像を拾ってるとホント懐かしい。
ドリフやゲバゲバも懐かしいが関西人のお笑いギャグのベースがここにはあります。
吉本の関東進出で、本家は弱体し、なんば花月・京都花月は閉鎖。
メンバーも新旧交代、1990年ごろ発売のみうらじゅんプロデュース『吉本ギャグ100連発』をもって私にとっての吉本新喜劇は終わったのです。
ともあれ、うめだ花月の毎日放送『花月爆笑劇場』との区別が記憶にありませんが、なんば花月「お笑い花月劇場」はやはり「ポップコーン」の印象が大きいのです。