それは休日の事でした
ゆっくり目覚め
それとなく用事を済ませ
昼からゼファーさん干して
消防団の車点検して…
それまで寝るゼ!
と
二度寝を決意した瞬間
運転手にとっては寝るのも仕事
軽やかにメロディーを奏でるスマホくん
会社からの着信です
呪いでもかかってるのかと
恐る恐る出ると
「おぉ、老犬くんけ?」
その声は
社長が最も恐れてる先代会長です
「今、家け?」
「はい、どうしました?」
「アンタ今日、まぐトル号勤務やで」
「いや、ボク今日は休みでっせ」
「アンタの名前になっとるがのぉ」
「は?聞いてないよ?」
寝ぼけた頭をレッドゾーンまで回しても
そんな記憶はない!
「とにかく出て来て乗ったってよ、間に合うか?」
と、言うのでテレビの時計を見たら
8時53分
まぐトル号の1便目は8時50分発
間に合うかぁ!
「ん~2便目からなら…」
「ほなそうして、頼むでぇ!」
ガチャン!ぷーぷーぷー
フフフ…フザけたジジィだぜ全く(←とは口に出せない)
かくして
2便目から乗務しましたが
頭は睡眠モードに入ったまま
しゃあない…
30分の休憩時間に少し寝るか…
と、シートを倒すと
ゴーン
ゴーン
ゴーン
ゴーン
誰だ!誰だ!誰だ〜
空の彼方に映る影〜♪
コイツだった…
トンビより少し高いトコに飛来した
自衛隊機
真上を通過してから方向転換
寝られへん…( ̄ヘ ̄;)
しかも
オレ、時間間違えた?
って思うぐらい
利用者0
そして最終便
大島から帰ってくる途中で
キレイな夕焼け
誰もいないし
車を停めて
夕陽に染まるまぐトル号
さらに
この写真を撮ってから
水平にスマホを動かし
この写真を撮る
数時間して
グーグルさんが気が向いたら
一枚のパノラマに仕上げてくれました
よっしゃ
目が覚めた!(←もう寝ろ)