前回の話に出てきた
イレギュラーな仕事とは
地元高校野球部の練習試合のため
部員を対戦高校まで送迎する仕事です
本来スクールバスの運転手が行くのですが
その日は町内の小中学生も催し物多数で
本命の運転手は体調悪く入院中
なのでコミュニティ運転手の老犬が
勝手も分からず代行です
朝6時に学校へ行けと言われてたので
5時50分に学校到着
しかし部員も監督も見当たらず
ボケーっと待つ
時間間違えたんかいな…
と思ってたら監督さんから電話で
「近くのバス停で待ってるんですけど…」
間違えたのは時間じゃなく
待ち合わせ場所(←全て口頭で指令書なし)
ペコパコ謝りながら出発です
部員6名、マネージャー1名、それに監督(先生)を乗せ
目指すは県北の粉河
和歌山来てからよりも
在阪時代に走ってたトコ
つまりは串本からより
大阪からの方が近い!
このバス
無料高速で80kmぐらい出すと
フロントの接地感ハンパなくありません
チンスポ着いてるので100kmぐらいなら大丈夫
ゆる〜い右コーナーを
左に切りながら走ります
なんじゃこの道
設定速度100kmぐらいなんか?
この時は70km制限
と思いながら走ってると
部員の一人がトイレに行きたいと…
前が空いているので
少しスピードアップ(←小さく親切)
すると道のギャップで
大きく揺れる(←大きく迷惑)
トイレに行きたい彼は大丈夫なのか?
無料区間に唯一の
口熊野のPAにたどり着くと
すでにベルトを緩めたユニフォームで
小走りに駆けて行く彼を見ながら
気持ちは分かる、スマン
と心の中で思いながら
頻尿の自分も忘れずマーキングして
およそ2時間後
現地付近京奈和道で
道の真ん中に黒く横たわるモノが
うーわ、シカ轢かれてる
近くに行くと
車のバンパーかなんか
事故のようです
つい、シカと思ってしまう
イナカ者の思考です
そして無事
現地到着しました
思わぬ長い話となってしまったので
明日に続けます
本当の苦悩はここからです