たった一週間で直ったヤツ | ゼファオス~アラカンライダー~

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ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々

昨日なんですけどね


このピンクのバスに



もう乗りきれないぐらい混みました

クソイナカの
コミュニティバスですよね❓
都会の通勤時間並みに混み合い

バァちゃんとバァちゃんが
席を譲り合う

不思議な光景を見ました

ロールを極力抑え
ブレーキにも気をつかい
だからってカマほったらシャレならんし

なんて
運転に集中していたら


ふと大昔に「あのヤロー…
と思い出した事が


それは
大阪でタクシーを運転していた

帰社間際の午前5時
谷六のアンダーパスをくぐろうと
待っていた谷五の信号です


いきなり後ろから

バン❗
と突き飛ばされ

老犬の車は信号無視して
交差点向こうまで進みました(←違反か?)


その勢いで

目じゃなく
メーターが飛び出したわ❗

ヘッドレストやシートベルトなど
意味ありませんでした

ナゼなら
シートバックが倒れたから(←オレ重いのか?)

寝っ転がった態勢になったので
ブレーキも踏めず曲がったタイヤで
ギクシャク進んだようです

とりあえず自分にダメージがないので

外に出てみると

エアバッグの火薬の匂いの中で見た

追突してきたセルシオの運転席にいた
若い青年(←老いた青年はいないと思う)


「どーした?大丈夫か?」

「はい…」

「ケガないか?」

「はい…」

「飲んでた?」

「いえ…」

「じゃ寝てた?」

「いえ…」

「じゃ何?ワザと?」

「いえ…」

「救急呼ぶ?」

「いえ…」

「警察は?オレが呼ぶ?」

「はい…」


他の言葉知らんのか❓

その後
野次馬さんや
ポリさんとは色々話しましたが

その青年と話をした記憶がありません


立場逆転してます?

動けるならフツー
大丈夫ですか?スミマセン

とか言いにこんか?

事故処理が終わったら
会社のキャリアカーが来るまでに

自分の荷物と
バラ巻いた釣り銭用の小銭を拾い集め

ボーっと待ってます

やがて
キャリアカーが着いて
車を載せながら

「ありゃー…こりゃヒドいな、ノーブレーキか?」

「さぁ…よく分かりません」

「とにかく整備工場持って行くから」

「工場?」

「だって自走できんもん」

「あー…了解、オレは?」

「さぁ…聞いてないけど…乗ってく?」

「いや、いいです」(←めちゃ遠い)


それから
まだ帰社してなさそうな運転手に電話して

なんとか無事に帰りましたが

カマほった青年には
二度と会う事もなく

老犬は腰痛で
半年病院に通いましたが

トランクから後ろが
グチャグチャになったタクシーは


たった一週間で
ニコイチになって復活しました



あのヤロー
今思い出してもハラたつわぁ…

なんて考えながら仕事してたら


10分以上遅延してました(・・;)

それも
あのヤローのせいやわ…(←違うと思う)