中学生は孫世代 | ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々

寒いながらも
日が延び

段々と春を感じる朝に



ここでの中学生は
もちろんミキちゃんの話です


朝のバスに乗ってきました~(・∀・)

『おはよ、チョコ美味しかったよ』

『ホンマ?良かったぁ~』
『奥さんなんか言うてた?』

『美味しい、上手に出来てるって』

『嬉しい!ミキの事は?』

『シッカリしてて良い子やねって』

『もう めっちゃ嬉しい!で、老犬さん何て言うたん?』

『褒めたら調子に乗るから言うたらアカンって言うといた』

『なんで そんな事言うんよ…』(←かなり凹んだ声)

『大体な!自分で何も出来んクセに あんな優しい奥さんいて もっと感謝せなアカンちゃうん?ミキめっちゃ羨ましいわ!自分一人でおったら寂しいんちゃう?なにもせぇへんのちゃう?』(←怒り出したら早口になる) 

『あー分かった分かった、止まれ!なに言うてんか分からん』

『クソガキがっ❗️』

『クソガキ……』

『って ミキいつもお父さんに言われる』

『大人に言うな』

(中略)


『ふふふ…なぁ、ミキ着替えとパンツ持って遊びに行っていい?』

『着替えとパンツって一緒ちゃうん?いいけど……』

『老犬さんトコの子供になりたいわ』

『それはムリやな』

『やんなぁ…孫の年やもんな』

『いや、ソコじゃなくて…』

(中略)

『そう言えば 明日は社長がバス乗る言うてたな』

『え?社長さんが来るん?』

『たぶん…そんな事言うてた気がする』

『やったぁ~』

『嬉しいんか?』

『うん、これで今日の老犬さんの分 チャラにできる』

『どういう意味やねん💢』


そう言って 
彼女は周りの利用者さんに挨拶して
バスを降りて行きました~(・∀・)