寒いながらも
日が延び
段々と春を感じる朝に
もちろんミキちゃんの話です
朝のバスに乗ってきました~(・∀・)
『おはよ、チョコ美味しかったよ』
『ホンマ?良かったぁ~』
『奥さんなんか言うてた?』
『美味しい、上手に出来てるって』
『嬉しい!ミキの事は?』
『シッカリしてて良い子やねって』
『もう めっちゃ嬉しい!で、老犬さん何て言うたん?』
『褒めたら調子に乗るから言うたらアカンって言うといた』
『なんで そんな事言うんよ…』(←かなり凹んだ声)
『大体な!自分で何も出来んクセに あんな優しい奥さんいて もっと感謝せなアカンちゃうん?ミキめっちゃ羨ましいわ!自分一人でおったら寂しいんちゃう?なにもせぇへんのちゃう?』(←怒り出したら早口になる)
『あー分かった分かった、止まれ!なに言うてんか分からん』
『クソガキがっ❗️』
『クソガキ……』
『って ミキいつもお父さんに言われる』
『大人に言うな』
(中略)
『ふふふ…なぁ、ミキ着替えとパンツ持って遊びに行っていい?』
『着替えとパンツって一緒ちゃうん?いいけど……』
『老犬さんトコの子供になりたいわ』
『それはムリやな』
『やんなぁ…孫の年やもんな』
『いや、ソコじゃなくて…』
(中略)
『そう言えば 明日は社長がバス乗る言うてたな』
『え?社長さんが来るん?』
『たぶん…そんな事言うてた気がする』
『やったぁ~』
『嬉しいんか?』
『うん、これで今日の老犬さんの分 チャラにできる』
『どういう意味やねん💢』
そう言って
彼女は周りの利用者さんに挨拶して
バスを降りて行きました~(・∀・)