終業式が怖い 中学生 | ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々

2学期の最終日

中学生のミキちゃんが 
朝のバスに乗ってきました


『今日なぁ…通知簿もらうねん』

『まぁ そやろな』

『成績落ちたら お父さんに怒られるからイヤやねん』

『なんでや?そんな厳しいん?』

『なんか言い方がキツいねん』

『そうか でもまだ分からんやろ』

『でも先生に どんな感じか聞いたらさぁ
まだ3学期もあるから大丈夫やって言うねん』

『ほう…』

『それってアカンって事やんな?』

『まぁ…そやな』

『イヤやわぁ』

『なんで そんな怒るんやろな』

『ミキ 行きたい高校決めてるから シッカリ勉強せぇとか なにしにワザワザ中学行ってんねんとか』

中略

『そうかぁ… でもミキはまだ若いんやから いろんな道を探したらいいんやで』

『でも 夢に向かって行くんも大事やから お父さんの言う事も分かる』

『夢は いくつかあってもいいんちゃう? これから絞っていってもいいやん』

『老犬さん……年 一回ぐらい良い事言うやん』

『たまにはな…』
『それに ミキは歌作るん上手いんやから それなんか ずっと趣味にしたら いつか役に立つかもやで』

『歌うのも上手いしな』

『それは……まぁ頑張れ』

『なんか失礼やな そこはウソでも あぁそやな とか 今も上手いけど もう少し頑張れ とか 少し気ぃつかえん?』

『いや、子供にウソはアカンやろ』

『それにミキかて こないだ採点機で93点獲ったしな』

『壊れてんちゃうの?』

『はぁ💢❓』
『同級生の上手い子は 96点やってん』

『そりゃスゲーな』

『なんで友達はスゲーな!で ミキは壊れてんちゃうの?やねん❗️ 失礼にもほどがあるやろ』

『いや、なんとなく…』



怒りと不安を抱えたまま
学校に行った彼女の成績が どうだったのかは


来年まで分かりません~(*''*)