緊張するシン中学生 | ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々

先日の月曜日に
中学生になったばかりのミキちゃん

朝一番のバスに乗ってきました

ヤワラちゃんのような髪型にした彼女は


ニキビもでき 
一回りワイドになった感があります


ただそれには触れず

『制服似合うやん』

『えへへ~』

『いつから授業始まるん?』

『今日から』

『早いな フル授業』

『学活 学活 学活 算数 国語やったかな?』

『ほとんど授業ちゃうがな……ん?算数?』

『算数と国語』

『数学ちゃうの?』

『あ、それそれ』
『でな、上履きもう1つ買って持って帰ろう思ってんねん』

『上履きなんて 夏休みまで置きっぱやろ』

『ウソやん! 汚れるやん』

『まぁ汚れるやろな 臭いし』

『臭いん?イヤやな…持って帰ったらアカンの?』

『次 忘れたり無くしたらアカンからな』
『あ、新しいのを持ってってから持って帰ったらいいやん』

『だから そう言うてるねん』

『あぁ そういう事やったんか』

『ミキが言うてる事 ちゃんと聞かんと なにエラそうに 自分で思いついたみたいに言うてるん?』

『すんません…』

『あぁ~ 緊張してきた~』

『なにを緊張する事あるん』

『なにって 学校やんか』

『何回も学校行ってるやろ?』

『何回も行ってないし 8日から行って 8、9……え?今日は何回目?』

『知らんがな…』

『小学校じゃなく 中学のバス停で降ろしてよ』

『分かっとるわ』

『なぁ ホンマにちゃんと降ろしてよ』

『分かってるって コッチが緊張するからヤメれ』

『だってイジワルやから ワザと行き過ぎるかもやん』

『そんなんするかぁ』
『ちゃんと押しボタン押して信号渡りや』

『どの信号見るん?』

『どのって 正面のや』

『3つ並んでるヤツ?』

『いや、歩行者用は2つやろ』

そして バス停に差し掛かり
押しボタンの横断歩道も見えてきました

『ほらぁ❗️信号3つやんか』

『あれ?なんで車の信号なんや?』

『考えてやんと停めて』



そう言って 彼女は降りて行きました


なんか コッチが不安になる初日でした(*´艸`*)