小学生の恋愛ともめ事 | ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々

昨日の朝

久しぶりに小学生のミキちゃんが バスに乗ってきました

『あれま、久しぶりやな』

『うん、お腹痛いわ』

『ミキ 最近そればっかやな』

『うんこの痛いのと違うよ』

『女の子がうんこ言うな!薬持ってんか?』

『生理止める薬持ってる』

『生理止めてどうすんねん、痛みを止めるんやろ?ホンマ ナリばっかデカなって』

『デカなってって 失礼やな!ミキかてちっちゃい時は みんなに可愛い言われてたんやで』

『ちっちゃい時の可愛いと 大きくなっての可愛いは別の意味やからな』

『今は可愛くないって意味?』

『なんで? おっちゃんいつも可愛い言うてるやん』

『なんかウソっぽいねん』

『そぉ?やっぱり?』

『あんまり喋らん人が たまに褒めてくれた方が嬉しいもん』

『そんなモン?』
『じゃあ 彼氏にいつも好きって言われるんと 黙ってるんと どっちがいいん?』

『そんなん いつも好きやから付き合ってんやから 黙ってても判るやん』

『いや 女の人には 毎日でも言うて欲しいって人も多いで?』

『え? どっちが多いん?』

『それは知らん』

『ミキの彼氏は なんも言わんけど 男の子とケンカしてたら オレの彼女イジめんな、とか言うてんねん、もうみんなにバレバレやわ』

『イジめんなって……ミキがイジめてんのになぁ』

『アンタ ホンマに失礼やな!』

『だって想像つくやん』

『アホな男の子らが ミキの胸触りに来るねんで』

『男の子は 気になるんや』

『老犬さんも触ってたんや……』

『いや、おっちゃんらの時代はできんかった』

『なんでよ?』

『有名になってまうやん、勝手に傘マークに名前書かれたり』

『あー、書かれたわ、服の中に手入れてくる子もおるんやで キモいわ』

『それはやり過ぎやな』

『だから胸大きくなるのイヤやわ』

『んー、ブラジャー着けたら?』

『着けてるよ、なんで?』

『着けてんかいな……』

チラっと見て

『なるほど だいぶ大きなったな』

『なに見てんねん 変態!』

『またお腹痛いわ』


『なんで怒られてんかわからんわ』



などと言いながら 目的地に着くと

何事もなかったように 降りていった彼女は

もうランドセルが小さく見えるぐらい成長したようです~(*''*)