九龍島伝説と鯛島おとぎ話 | ゼファオス~アラカンライダー~

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ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々

串本の 旧古座町の

大島との間に 九龍島(←くろしま)と 鯛島と いう二つの小さな島があります



なにげに 見た方も多いと思いますが


最近 金目鯛と名付けて 朝陽を目に合わせて撮るのが流行ってるらしい鯛島



その おとぎ話とは


昔、鯛と蛇が 小さい時から一緒に遊び

とても仲良く年月を重ねましたが

ある年に古座川の氾濫で 離ればなれになった

鯛は海に帰り 蛇は山に戻り 

それぞれが 鯛島と河内(こうち)島と なりました


(↑バリオスさんの奥の真ん中の島)



哀れに思った神様は 年に一度船を出し

鯛と蛇を引き合わせてあげようと考えました


それが 今の古座の花火の日の




河内祭りとなり 残っています


大筋ですが 
七夕的なこんな話のようです~(●´ω`●)



対する 九龍島




大昔の大地震の前に 異常に潮が引いた時

九龍島は3本の足で立っていたとか 謎の伝説があります

現実として 分かってるのは

よゐこの無人島生活のロケ地だった事ぐらい?



もう一つ 事実だったかも知れないのが

熊野水軍の 一つの拠点となってたらしく



潮岬にも 平家の生き残りが 27人追いやられ

平松という地名となって残っています


熊野水軍は 白浜に大きな拠点を持ってたそうですが

田辺側と新宮側で 平と源にも分かれてたそうです



古座は どっちだ❓

距離的には 新宮に近い九龍島ですが

流れの速い 黒潮の事を考えたら
潮岬辺りで真ん中ぐらい❓


もしも 平家側の男の子と 源側の女の子が

引き離されてたら❓


脚色して おとぎ話になった可能性もありますよね❓(←……ないかぁ?)