危ないけど大切なジャマ者 | ゼファオス~アラカンライダー~

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ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々

特に雨の時


特にバイクにとって






走ってて イヤなものがコレです





道路の継ぎ目

一瞬でも滑ってヒヤっ❗️としますね(o´エ`o)b


そこに あるのは分かってるけど

なんで そんなカーブの真ん中にあるんじゃ❗️
このアッポケがぁっ❗️

って 思いません❓(←思って下さい)



ゼファーさん 生誕の地 近くの

明石大橋なんて この隙間から下の海が見えてるし……Σ(O_O;)



コレ、実は伸縮装置、

カッチョよく言うと

エキスパンションって 大事な部品です~(o-∀-o)



日本には いろんな種類の無数の橋が架かってますが

いっちゃん オーソドックスな鉄橋が

合成I桁と呼ばれるものです



オーソドックスとは言っても 決して簡易なものではなく

特に他国に比べれば 耐震性に優れてるモンです


工場では輸送に適した大きさに製作され

現地で組み立て 架設された後 床版と呼ばれるコンクリートの屋根を載せて 鋪装します



架設……

ちょっと 見たら不安になるのが

橋が載ってる部分




この写真はI桁ではなく 箱桁と呼ばれるもので 
少し大きいですけど

真ん中の 丸い部品

沓(しゅう)と 呼ばれるモンに 

チョコんと載ってるだけで 

橋の重量+上を走る車などの重量+雨や積雪の重量を支えているんです


さて、沓の偉大さは理解できましたが

ナゼ、載ってるだけなのか?(←だから氾濫で流される)

橋って 少なからず太鼓橋のようにアーチになってて

上下にタワムようになってますよね


その振動と 橋桁自体の熱変化の膨張に対処するために

沓は 固定沓と可動沓とで 動くようになってます




そして 冒頭のエキスパンションは

その沓の上に位置し 橋の伸縮に対応してるんですね~(●´ω`●)


最近では マンホール同様鉄部の上に 滑り止めを塗ったりしてるようですが

アスファルトの沈下などによる段差の衝撃を無くす方法は まだ確立されておらず

発明したら ゼニになりまっせ~



間に砂利などが溜まり
可動しなくなる事もあるので

ゴムを充填してるトコもありますが

すぐに劣化するようです


なので 下の海が見えてる状態は(←いわゆる雨樋が必要ない場所)とても 良い事なんですね~(●´ω`●)





って事で この鉄の滑るヤツ



嫌わんといたって下さい~(o-∀-o)