先日 知人が外して置いてあったバリオスのマフラーを見て なんで口が4つあんの~
うちのもそうなんかなぁ?
などとおっしゃってました
いや、あなたのは原チャですから…
以下省略、やっぱり興味ない人には そんなもんでしょうね
なので 久々に知ってる範囲で言います
前に エンジンの目的は鉛筆( クランクシャフト)を転がす事だと言いました
注射器の中でチャッカマンで火をつけてガソリンと空気を爆発させるのが その原動力なんです
なので エンジニアさんたちは いかに効率よく 爆発力をあげるのか日夜 研究開発なさってますが
たとえば 同じ1,000ccのエンジンでも バイクとマーチじゃ使い方が違うので その性質も変えなければならないし
もっと言えば同じ3,000ccのエンジンでも スポーツカーとトラックでは全く違う物にしなくてはなりません
そこで まず出てくるのが 気筒の数
400cc 献血してると想定しましょう
注射器1本で 400cc抜きます
なんか大量に抜かれて 貧血起こしそうですが 400cc抜いたら 40秒かかったと仮定します
針の大きさが同じなら
200ccの注射器を2本同時に使えば20秒で終わります
100ccを4本なら10秒
当然ですが 4分の1の時間で 済む訳ですよね
ならば 注射器の先に ついてる鉛筆は 理論上4倍も転がせるという事になります
実際問題 そんなにはなりませんが 気筒数が増えれば高回転の馬力のあるエンジンになる と言えます
もう1つ
排気量の計算をした時に 出てきた
内径と行程ですが
内径をボア
行程をストロークと言えます
ボアアップなんて 言葉を聞いた事があるなら そのボアです
水泳や陸上競技でストロークなんて言葉は馴染みがあると思います
要は注射器の太さと長さの事です
太さに対して長さが長いのをロングストローク
短いのを ショートストローク
同じだと スクエアと呼びますが
ショートストロークになればなるほど ピストンが上がったり下がったり忙しいので 高回転になる仕組みです
バイクは概ねショートストロークなんですかね?
解りにくいなら バスケットのドリブルを思い出してみると
腰を落として 低くすると速いドリブルができます
逆に 力強くドリブルするには高いドリブルが必要です
ロングストロークのエンジンは トルク優先だと言えるでしょう
Z1は スクエアらしいんですが これはライバルが出てきたら すぐにボアアップできるようにって事だったらしいので やはりショートストロークが始めから頭にあったようです
また 機会があれば 続きを綴りたいと思います
つづきをつづる…
ぷっ( ´,_ゝ`)
つまらんシャレに なっちゃいました