今日は絶好のバイク日和ですね!僕は仕事と家族サービスのためバイクはお預けです…(涙)
空き時間に回想録を綴るのが日課になりつつあります。
ETCがあると便利ですよね。ノンストップで料金所を通過出来るしETC割引もあります。4輪車は付いてるのが当たり前のようになってきましたが、まだバイクへの普及率は低いみたい…。
なぜなのか最初は疑問でした。バイク雑誌を読んでると、通行券が風で飛んでいったとか料金所で小銭バラ撒いたとか立ちゴケしたとか…悲しい体験談が結構あります。バイクこそETCのメリットが大きいはずなのに。
バイク用ETCの事を調べ始めて、普及率が低い理由はすぐに分かりました。異常なまでに値段が高いからですね。しかも基本的にDIYでの取り付けが認められていません…。
僕、電装系に関しては少々コダワリがありまして…配線関係は人に触られたくないんです。
ディーラーの整備士さんでも平気でエレクトロタップ使ったり、訳の分からないところからアース取ったりしますからね…信用出来ません(苦笑)
後で手直しするとして、量販店で本体を購入して取り付けまでやってもらうと、安くても4万円位かかります…高い~!高すぎる。これでは普及しませんよ。
あまりに高額なので、軽自動車登録をした4輪用のETCをバイクに使ってる方も多いみたい。「自主運用」ってやつですね。
まあバイク用ETCがこんなに高いと、こういった抜け道を考える人が出てきてもおかしくないですよね。
通行料金が同じなので犯罪ではないみたいですが、新しいETCゲートだと車種を認識してバーが開かないなんて話も…。
色々検討しましたが、オークションに中古のバイク用ETCが結構出品されているので、それを利用する事にしました。
迷うほど種類はありませんが、僕が選んだ機種はこちら。
本体とアンテナが一体型のものだと、ハンドル周りに付けると目立つしカード抜き忘れたら危険かも…と思って分離型を選びました。オークションで結構安めに落札出来ました。
取り付けですが、バイクは4輪車と違って配線や取り付け位置の選定が悩みどころです。
まず本体を設置する場所ですが、ゼファー750だとテールカウルの中に入れるのが一般的なようです。というか、ここしか空いているスペースがありません(笑)
少し調べると、ヒューズボックスを移設してシートの真下にETC本体を取り付けた例がありました。先人の知恵を拝借致します!(笑)
という訳で、ヒューズボックスは左側のサイドカウル内に移設しました。
上のフレームに寄せておけば、きちんとサイドカウル内に収まります。固定した後、ヒューズボックスの蓋が開く事を確認しておきましょう。蓋の上にタイラップを掛けないように注意です。(←経験者談 笑)
元々ヒューズボックスが付いていた場所に、ETC本体を取り付けました。
アンテナですが、寸法的にメーターの間にピッタリ収まります。
配線は電源(ACC・アース)とアンテナだけなので難しくはないんですが、配線の取り回しを整えるのが大変でした。タンクの下を通しますが、レギュレーターに当たらないようフレームに沿わせました。
コネクター部分の曲げが少しキツめですが、あまり本体を上の方に配置するとシートと干渉するのでこんな感じになってます。
取り付けが終わったのでETCカードを入れてみると、きちんと動作しているようです。後はゲートを通過出来るか確認するだけです。この時はまだバイクで高速走った事はありませんでした(笑)
初の高速走行がETCの動作確認です。色んな意味でドキドキです…とりあえず、近くの上三川ICから壬生ICまで走ってみる事にしました。
上三川ICのゲートに到着。きちんと開くかな?後続車を確認しながら、ゆっくりゲートに近づきます。アンテナのLEDが点滅してサッとバーが開いた時は「おぉ~!」と感動しました(笑)
そして初めての高速走行。緊張したけど爽快です!ゼファーも喜んでる感じがしました。うちに来てからノロノロ運転ばっかりだったからね…。
あっと言う間に壬生ICに到着です。こちらもゲートは問題無く開きました。動作確認完了です!
ETC付けると高速を使ってドーンと長距離ツーリングに出たくなりますね!実際はほとんど活躍してないのが悲しいですけど…(涙)
ちなみに、僕のように中古のETCを付けた場合は「再セットアップ」という作業が必要になります。ETCにはバイクの車種やナンバー等の情報が記録されているので、変更しないといけないんです。
本来はやらないといけない事になってますが、現状使う上で支障が無い事とこちらの記事を拝見して…今のところ保留にしています。何だがETC業界?は黒い大人の事情がありそうですね(苦笑)
以上、ETC ミツバサンコーワ MSC-BE31のお話でした。