幸福への近道 |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

 

近日中に、冬の東京鑑定の告示を行います。

11/29~12/1の予定です。

 

 

今朝の気温は、16℃。

もはや短パン半袖では肌寒い。

 

こないだまで暑い暑い言ってたのに……😅

たまたま、昨日、服の入れ替えを行いました。

フライング気味かと思ったのですが、ちょうど良かった。

 

ついでに、たまる一方の服を整理することに。

(捨てられないでいたけど、着ない服を捨てる決断)

 

このところ……いろいろ整理・整頓しているのです。

仕事場の机の引き出しに始まり、クローゼットpart1、そして昨日はクローゼットpart2でした。

 

あ、財布もしたな。

 

なにかと入れ替えの時期の自分。

 

 

  幸福への近道

 

一昨日の記事に関連して。

今の自分は幸せだと思うと書きましたが。

 

では、今の状態になる前は不幸だったのか?

というと、そういうわけでもないと思います。

 

少なくとも、奥さんとの関係は良好に保ってきましたし。

ただ、仕事面、経済面ではとても厳しかった。💦

商業作家としてダメになって、なんせ、ホテルのバイトで家族を養っていたわけで。

フツー、アリエン。

 

この、なんというのか、「仕事」「経済」というような単語だけでは説明しきれない理不尽な流れが自分の人生にはありました。

そこについては、今は詳しく語らないですが、一言で言うなら、

〝運命の翻弄された〟

ような感じです。

 

少しでも良くしようとか、なんとか打開しようとか、そういう自分の努力はたいがい拒絶されたり微塵に砕かれたりしました。

 

結果的に、ホテルのレストラン&バーで汗を流して働いた(上品なホテルのイメージと異なり、完全に肉体労働で、かつ労働時間や環境もブラックそのものでした)。

でも、いつも不幸ではなかった。

そのような労働に身を投じ続けることにも。

 

じつは、

私って、どんな環境でもそこに楽しみとか喜びを見いだすことには長けているのです。

最初はもちろんそうではなかった。

 

人と接する仕事など、自分は絶対に向かない!

いやだ!

と思っていました(20代)。

 

ところが、やってみると、面白い。

いや、本当に。

自分の行ったサービスでお客様に喜んでもらえることは、結構嬉しい。

 

ホテルに不満を抱く社員が、いっせいに辞めていくような出来事もありました。

そのために果たさねばならない役割が倍増しました。

 

人が足りていない中で、ぎりぎり回していく。

回せる。

そういうこともまた、自分の才覚や判断、体力などでできるというのも面白かった。

 

勤め始めた頃は、抵抗感が大きかったのですが、覚悟を決めてやり始めたら……

すべて変わった。

面白くなったし、楽しくなった。

 

となれば、もう不幸ではないですよね。

 

もちろん給与の面もありますし、長時間労働もあります。

朝イチから出勤して、レストランウエディングのセッティング、婚礼スタート、終了後、ディナーに向けたセッティングの大転換。

そういう日はたいがい土日なので、ディナーも爆発、バーも来る……

 

へたをすると、15時間くらいぶっ続けて働き、その間休憩を取れたのは弁当を食べた時間だけ……ならまだ良い方で、婚礼進行中の〝何もしないでいい時間帯〟に、社員食堂にも行けないまま、パントリーのトイレの前で弁当を食べたりしていました。

 

つまり、実質0に近い日も多々ありました。

 

もちろん、バルブがはじけた後、業績悪化をたどっていたので、ど暇なときも結構ありました。

とくに勤めの終盤頃は。

 

でも、フレンチレストランのランチを、バイトである私がたった一人でサービスを回すなんて、どんな罰ゲーム?(第二次大量退社)

責任者、社員いないんですよ!

でも、回せてしまった! 

お客様の案内からオーダー取り、厨房への料理通し、進行状況の報告、料理の下げと出し、会計に至るまで。

結構、お客さん来たのに!(笑)

 

というようなことすら、面白がっていた。

 

ホテルなので、これは本当に問題です。

中身スカスカ。

でも、自分を不幸とは思わなかった。

 

これは、私がどんな状況も楽しむということをやっていたからです。

もちろん、破綻したかもしれない。

そういうリスクはありましたが、それはもう私個人の責任ではないので。

企業の問題。

経営者の問題。

 

ただ相対するお客様には、接客している自分しかない。

 

その中で、どこまでできるかやってやろう、みたいな、

そう、

言えば、厳しいRPGの難所をクリアするみたいな、そういう心持ちでやっていました。

 

お客さんに喜んでもらえるのが嬉しいってのは、変わらずありましたし。

 

厳しい状況であればあるほど、にこやかにやっていました。

ほとんど、マゾかなという……

 

自己犠牲でもないんです。

 

たぶん、どんな状況でも、その中に楽しみや喜びを見つけ出す、そういうプロだったのかもしれません。

あ、さらに言っておきますが、

こういう人間がいると、問題のある企業は、個人にとことん押しつけてしまい、責任を取ろうとしないとか、抜本的な改善に取り組まないとか、そういうところもありますので、私は決して、当時の私のような労働は推奨しません。

 

こう書くと、誤解されかねないので、さらに言っておきますが、私は過去にお世話になったそのホテルには感謝しています。

様々な出会いをくれたり、その時期の私と家族の経済を支える一部になってくれた。

 

また、私の人生を転換する重要な役割も果たしてくれたと思うのです。

だから、基本、感謝が一番。

恨みなどない。

 

ここが、一番重要なポイントかもしれないと思うのです。

 

私は商業作家としてダメになったのですが、手続き上、私には〝落ち度がない〟状態で干されました。

ま、それには出版社側のご意見もあるはずなのですが、ここで私は出版社とか世間とか、そういうものを〝恨む〟こともできたのです。

 

でも、そういう会社とか担当者とか、あるいはその上の人を恨むとかいう思いは、一度も湧きませんでした。

本気では。

「ええ? なんでー?」くらいは思ってますけどね。(笑)

 

恨むとか憎むというのは、そういうレベルじゃない。

これはホテル勤務や他の職場でも同じでした。

 

我が身に起きることは、いかに理不尽であっても、自分が受け止めるべきこと。

ただ、受け止める。

 

そういう感覚でした。

これら以外にも、家族(親)のことでは、究極理不尽なこともありました。

しかし、親を恨んでいない。

 

人生も世間も、呪わない。

 

ただ受け止める。

 

その中でも、花は咲く。

何か咲く。

 

ただ、恨んだり呪ったりすれば話は違ってくるでしょう。

その場合、今の職場にいろいろあっても、その中に喜びや楽しみを見いだす、ということは困難になる。

恨みなどがあれば、「今の自分の環境を与えた何かへの怒りや憎しみ」を抱き続けるので、その状態では、その場で喜びを見いだすことは難しくなります。

 

私の、しょーもない個人体験の中の話で申し訳ないですが。

幸せに近づくためには、運命や環境や社会や、他人でも家族でもなんでも、誰かを憎まないとうことは大事なのかな、と思います。

 

人間感情として難しいというケースもあると思います。

難しい場合は、それでも良いのかな、と思います。

非常に大局的には。

 

ここでは、幸福に早く近づくためには、という観点で書かせていただきました。

 

 

 

千田の季節の野菜と小エビの天ぷら&かけ蕎麦。

これもまた、本当に満足感が大きい。

 

 

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