本当の祈り・願いとは？

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このところ、息子の会社は繁忙期。

だけじゃなくて、もうすぐ転職するせいもあるのか？

今のブラックな職場で、異常な勤務を押しつけられています。

いやな予感がしたので、昨夜は私が深夜帰宅の息子の食事を用意し、翌朝の準備をして寝ることにしました。

奥さんを先に寝させたのです。前の晩は、奥さんが息子のために遅くまで起きていたので。

これにプラス、娘が朝早出。

こういうのが重複して、奥さんに押しつけてしまうと、彼女がろくに睡眠時間を取れなくなります。

案の定。

息子の帰宅は、午前1時少し前。

食事を用意して、片付けして、1時30分を超えてようやくベッドへ。

おかげさまで、今日はちょっと寝不足のゼファーです。

転職間近ですが、そうなると、こういう〝苦行〟も減ってくれることを期待しています。

祈り・願いについて

私は以前……
そうですね。

2003年の前後くらい？
極限的な生活の中で、小説家として復活しようとあがいていました。
渾身の長編小説も書き下ろしただけでなく、私の小説の師匠といえる方に読んでもらい、アドバイスももらい、「これなら」とお墨付きももらっていました。

ですが、この小説は世に出ることはありませんでした。
日本と世界の古代史、そして未来にも関わるものでした。

二度のチャレンジ（全面的な改稿をした）を行いましたが、だめでした。

この時期は、およそ3年程度に及ぶかと思うのですが、この時期、私は毎日4.5時間の睡眠時間、それ以外はアルバイトの掛け持ちと執筆という、非常に切り詰めたギリギリの生活を行っていました。

この間に行っていたことがあります。
毎日、氏神様である山村神社に参拝し、その小説が世に出るように祈願していました。

二度のチャレンジが崩壊し、その後、私は自分が商業作家としては、もう世に戻ることはない、その道が閉ざされた、とリアルに実感したのです。

（その後も、小説創作集団としてのZEPHYRの発足などもありましたが、どうあがいても無理ということを突きつけられました）

この極限的な経験があって、2006年、占星術研究家としてプロになる流れが生じました。
これ以降の流れは、やはり波乱には満ちていましたが、おおむねこの道が肯定されていると感じました。
いつの間にか、口コミやブログを通じて鑑定依頼は増え続け、2012年の占星術講座開設という、今の基礎となるものが構築されました。

どんなに、全力、死力を尽くして叩いたとしても、開かれぬ扉はあるのだと思い知りました。
残酷ですが、そういうこともあるのです。

と同時に。
神様にどんなに祈っても届かないものはある、とも思い知りました。

その願いがかなえてもらえない類いのものなのか。
そもそもその資格がないのか。

少なくとも、神仏に祈願すれば、どのような願いでも叶うわけではないと実感しました。
成就の道筋がつくというレベルでさえ、なかったのです。

門前払いレベル。

絶望しないと、次が見えないというケースもあります。

ホロスコープ鑑定は、長く（無償で）やってきていましたから、プロになることには肯定的な流れが多かった。

お金を取ってくれた方が頼みやすいとか。

紹介もいろいろとありました。

そうして今の自分があるのですが。

この流れは、そもそも私が〝願った〟ものではなく、自然にそうなったものです。

こういったプロセスは、わかりやすい一例なのですが、

神仏に祈願すれば、願いが叶うというのは、かならずしもないと思っています。

むしろ、そこに執着すればするほど。

遠ざかる可能性すらあるのではないかと。

願い。