洗い流すような日 |  ZEPHYR

 ZEPHYR

ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

ご訪問ありがとうございます 🌟

 

 

 
雨、時々、強い雷雨。
そんな天気でしたが、早朝はジョギングができました。
 
何もかも洗い流すような。
そんな
の日でした。「あらう」「すすぐ」「清めて流す」というのが、〝洗〟の意です。
じつは、今朝、非常に不吉というのか暗示的な夢を見て、目が覚めました。
昔みたいに海に近い高台にあるホテルのような場所で何やら働いていたのですが、
ふと気づくと、窓の外、ずっと海の向こうに巨大なキノコ雲のようなものが見えて、
「あれ、なんだ」と思っていると、海の彼方から津波が濁流となって押し寄せてきて、眼下の砂州みたいなところにある町を呑んで来る……
地震か? とも考えているのですが、揺れない。
津波も巨大なものではない?
という夢で、
 
もちろん、私は山の上のホテルにいるので無事なんですが、大変だ、行かなきゃ、あいや、今すぐ下に降りると危険だとか、いろいろと葛藤しているところで、夢から覚めました。
 
かなりショッキングな夢だったので、すぐにスマホで夢占いを検索してみると、悪い情報しかない!
運勢が暗転するとか、人間関係が破綻するとか。
ヒエ~~ カンベンシテヨー
ただ、一般的な夢占いで出てこないのは、自分は高台にいて、津波の直接被害を受けていないということ。
それを目撃しているだけ。
 
にしても、気分が悪いわ!
よし、絶対、いい夢見てやる!
 
そう思って二度寝しました。(笑)
 
そこで記憶に残っているのは、なんか宇宙から青くて美しい地球を見ている光景でした。
 
スピ鈍なので、万に一つもないと思いますが。
おかしな予知夢的なやつでないことを祈るばかりです。
 
今日、洗い流されたと思いたい。
 
本日は安倍元総理の「国葬」の日でした。
いろいろなご意見もあるし、ご批判もあるかもしれないのですが。
私は、単純に、人の死を悼む気持ちは持っていたいな、と思うのです。
それも、国のためにいろいろと長く尽力されてきた人物なので。
(いろいろ頑張ったのも、その人の〝考え〟〝エゴ〟が大きいという前提ですが)
政治家にはかならず〝功罪〟がつきもので、これを完全に無縁であるというのは、まあ、この時代の現世では無理かなと思います。
 
問題も数々あって、解決されないまま。
一方、安倍さんならではの功績も数々あった。
 
どっちも歴史的な視点で、やがては冷静な評価はされるでしょう。
 
私たち市井の者が他界するときも、たいがいは〝功罪〟があります。
完全無罪、純白な人生ってあるかな。
かならずプラスとマイナスがあると思うのです。
 
安倍さんは公人だったし、国のトップに長くいた人なので、私たちよりもその功罪が広範囲で根深いとは言えるでしょう。
だからといって、この問題のこれは絶対に許せない! と思われるような問題もあるでしょう。
 
でも、「許せない」というのは、要するに人をジャッジしているわけで。
正直なところ、私は誰かをジャッジできるほど上等な人間ではないし。
むしろ、ジャッジなどしたくもない。
 
人はたいてい過ちを犯す。
けど、善きことも行う。
 
日本人の良いところというか、古来ある性質として、
死んだ人のことは悪く言わない
というのがあります。少なくとも葬式の席で、その人のことをあしざまに言ったりしない傾向です。
(その故人の功罪を客観的に評価するのはまた別のことです)
 
今日の雨が、いろいろと洗い流してくれたら良いのですが。
 
あ、これは「亡くなったので、もうその人のことは全部不問にする」とか、そういう意味じゃないですよ。
申し上げているように、時間が経過すれば、ある政治家の功罪はかなり客観的な評価ができるようになります。
バイデンさんにしてもプーチンさんにしても、どなたも同じ。
 
ある考え、ある立場に依(よ)っていると、ニュートラルでクリアな自分でいられなくなります。
じつは、私も、昨今のニュースの中には、ある種の心情的な偏りを作る類いのものがあります。
なかなか完全ニュートラルというのは難しいものです。
 
しかし、死を悼むという気持ちは忘れたくないというだけのことです。
こんな時期に国葬に使う金があれば、台風で被災した人のために、というのは、当たり前のご意見で、もっともだと思います。
日本では「国葬」の執行基準が明確でなく、なんとなくやっちゃおう、みたいなのも手続き上問題があると思います。
 
ただ、結果的にですが。
たぶん、国葬したかった人たちの思惑は、現状、かなり外れてしまっただろうと思います。
真剣に人を死を悼むものでなく、〝これを何かに利用しよう〟というのは、あまり褒められたものではありません。
 
「洗」の日になれば良いというのは、こういうすべてが浄化されてくれたら良いのに、ということでもあります。
 
 
ところで。
このところ、ENJUさんのYouTubeなど、よくご紹介させていただいているのですが。
占星術講座を卒業された方も、とっくに三桁を越えておりまして……

京都で鑑定会をするときには、よくサポートしてくださった神野悠華さん。

彼女も、この頃、YouTubeで配信されております。

マルセイユ・タロットの使い手です。

 

 

それから、とかこんさん。

最近、PCを新しくされたそうで、占星術鑑定をやっていることを、〝思い出された〟みたいなので、こちらでご紹介させていただきます。(笑)

 

我が家は、今とかこんさんちの米を毎日食しています。

うまい米です。

 

 

 

 

ポチしてくださると、とても励みになります。(^人^)

     ↓


人気ブログランキング