想像力と危機感 |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

大学の講義の最初に、

「今日は誕生日です」

といったら、予想外に拍手が湧き、「お……おお、おお」とうろたえたゼファーです。(笑)

 

たんに57才にもなって、あなた方から見れば、もうオジイチャン。

このジジイは意地が悪いぞ、と説明する伏線だったのですが、調子が狂ってしまった。

意地が悪いというのは、先日もちょっと書きましたが、講義の出席登録で不正をしている学生をリストアップできているという、その報告の伏線です。

 

ま、実際、講義の最初から言っていることではあります。

推理作家の端くれなので、あの手この手でいろいろチェックするぞ。

大丈夫だろうと思っていたら、痛い目を見るぞ。

私はそういうことができる性格が悪い奴だぞ。

と、もともと宣言していました。

 

そう宣言しているのに、ここしばらくのチェックで判明したのは、不正なことをやっている学生が20名くらいいるということ。

180の履修生の中での、そのパーセントを多いと考えるか少ないと考えるかは、いろいろですが。

 

要するに、甘く見ているんですよね。

私の言葉だけではなく、世間を。

 

これくらい大丈夫だろう、とか。

 

ところが、そんなゆる~い想像を超えたやり方で、がっつりチェックしてしまった。

内心、青ざめた学生もいたはず。

 

私にはこのデータを大学に報告することもできる。

ゼミの先生に知らせることもできる。

もうちょっと危機感を持って下さいよ。

それだけで、学歴や人生、変わるかも知れないんですよ。

と。

 

これは極論とは言えないのですが。

私がすごく私利私欲に走る人間なら、このデータをもって、学生個人に何らかの圧力をかけることすらできます。

遠回しに金品を要求したり、相手が女性なら、性的なことを暗に要求することすら。

 

そういうことをやっている人間は世の中にごまんといるし、とくにパワハラやモラハラ、セクハラなど、ハラスメントを行う人間心理の背景には

 

自分の力を示したい

他人の人生をコントロールしたり影響を与えたりしたい

相手を屈服させたい

相手を下に置いておきたい

それらによって、心の底に潜在している劣等感を払拭したい(当人は気づかないふりをしているが)

 

といった自己承認欲求が潜んでいることが多い。

すべてとは言えないと思いますが、これまでの鑑定経験の中でも、こうした実例には非常に多く遭遇しました。

 

 

要するに、私がこういうことをする人間だったら、あなたたちは危ないんですよ、ということ。

 

だって。

たとえば、このデータを温存しておいて、当該の学生が就活している時期を狙って、「こういうことしてたよね。どうしようか?」と迫ったら、非常に強力な切り札になってしまいます。

 

だから、そういうことを考えて、ということです。

 

伝われば良いんですが。

 

これは、実は想像力の乏しさに関係しています。

 

小説をよく読む人間は、いろいろな人生の疑似体験をできますので、他者の感情や思惑を想像することができますし、推理小説であれば、もっと現実的な危機管理に役立ちます。

 

こういったことを想像し、「予防線を張れるかどうか」で、人生は大きく変化します。

同じホロスコープでも、変わります。

 

そういうお灸を据えた、日になっちゃいました。(^_^;)

 

誕生日なのに。

 

ま、いっか。

 

ちなみに、今年のソーラー・リターンはこれから!

 

12月19日の

19時19分

あたりです。(笑)

 

すごい、19並び!

 

こんなことって、そうそうありません。

 

あ、これを公表すると、出生時間も逆算されちゃうか……

 

ま、いっか。

 

別にネイタルが割れても、困るようなこともない。

 

あ、これは私個人のケースでですが。

 

 

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