前回の岡山教室のアフターで、お茶会があったのですが。
そのとき、タロットのこともちょっとだけ話題に出ました。
占星術は、ある意味、科学的論理的なんですよね。
ホロスコープという媒体があり、そこにある星の動きなどは、天文学的なものであり、アスペクトも数字です、いえば。
このホロスコープの表示するものを信じるか信じないかというのは、もちろん人それぞれなのですが。
研究者としてみたら、そこに表示されるものはあまりにもリアルで、現実とリンクしています。
実際には、疑う余地がないくらい正確だったりします。
ところが、こういった視覚的理数的な裏打ちがまったくないのに、なぜかタロットは当たる。
そういうお話をしました。
たとえば、次のタロットの写真は、5月27日の段階で、2022年あたりまでのある国の状態について、タロットを引いたものです(日本ではありません)。
すると……
なんと!
また、まったく同じ「愚者R」「13番R」が最初に2枚だったのです。
これには寒気がするほどの衝撃を受けました。
ちゃんとした確率論になっているかどうか怪しいですが……
ある国とか人物とか事柄に関して(時間を空けて)、二度カードを引き、その最初のカードと二枚目のカードが、正逆も含めてまったく同じ展開になるというのは、とてつもない確率なのです。
大アルカナ22枚だけを使用していますので、最初に引くカードは、正逆も含めると、
44分の1の確率になります。
その次のカードが同じになる確率は、すでに一枚使って21枚になっていますから、正逆を含めると、
42分の1の確率。
つまりこれが連続で出る確率は、
44×42分の1
1848分の1
ではないかと。
(これでいいんかな??)(^_^;)
怖いですよね。
ふつー、こういうのはあり得ない。
あり得ないのですが、タロットで鑑定とかしていると、なんかもう同じようなカードが同じ場所に出たりとか、よくあります。
タロットにはホロスコープのような論理的な裏付けはどこにもない。
にも関わらず、こんなことが起きてしまう。
何も見えないくらい路地を歩いていたら、いきなり目的だった! みたいな?
そういう怖さがタロットにはあります。
だからこそ、タロットを引き、リーディングする人間に求められるものも、占星術とは違った意味で大きいように思います。
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