2度連続して同じ2枚のカードが同じ展開になる |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

前回の岡山教室のアフターで、お茶会があったのですが。

そのとき、タロットのこともちょっとだけ話題に出ました。

 

占星術は、ある意味、科学的論理的なんですよね。

 

ホロスコープという媒体があり、そこにある星の動きなどは、天文学的なものであり、アスペクトも数字です、いえば。

このホロスコープの表示するものを信じるか信じないかというのは、もちろん人それぞれなのですが。

 

研究者としてみたら、そこに表示されるものはあまりにもリアルで、現実とリンクしています。

実際には、疑う余地がないくらい正確だったりします。

 

ところが、こういった視覚的理数的な裏打ちがまったくないのに、なぜかタロットは当たる。

そういうお話をしました。

 

たとえば、次のタロットの写真は、5月27日の段階で、2022年あたりまでのある国の状態について、タロットを引いたものです(日本ではありません)。

すると……

 

 

 
最初の2枚が、これでした。
「愚者R」「13番R」
(マルセイユ・タロットでは、13番のカードには名前がない)
 
私の使用定義では、どのようなカードも逆位置の方が問題がある。
ウェイト版などでは、「死神」はリバースすると良い意味も出てきますが、この場合はそうではないのです。
 
スプレッドでは、他にもカードは引いていますが、とりあえずこの2枚が問題。
この最初の2枚は、現状と近い未来のその国の状況を語っていたと思われます。
これがどういう意味なのかはここでは解説しませんが、相当に懸念すべき展開です。
 
そして、現にこのカードが表現している内容が現実化したこの夏。
 
7月14日に、その国の今後に関して、もう一度ちょっと違った角度からの質問をしてみました。
すると……
 

なんと!

 

また、まったく同じ「愚者R」「13番R」が最初に2枚だったのです。

 

これには寒気がするほどの衝撃を受けました。

 

ちゃんとした確率論になっているかどうか怪しいですが……

 

ある国とか人物とか事柄に関して(時間を空けて)、二度カードを引き、その最初のカードと二枚目のカードが、正逆も含めてまったく同じ展開になるというのは、とてつもない確率なのです。

 

大アルカナ22枚だけを使用していますので、最初に引くカードは、正逆も含めると、

44分の1の確率になります。

その次のカードが同じになる確率は、すでに一枚使って21枚になっていますから、正逆を含めると、

42分の1の確率。

 

つまりこれが連続で出る確率は、

44×42分の1

1848分の1

ではないかと。

(これでいいんかな??)(^_^;)

 

怖いですよね。

ふつー、こういうのはあり得ない。

 

あり得ないのですが、タロットで鑑定とかしていると、なんかもう同じようなカードが同じ場所に出たりとか、よくあります。

 

タロットにはホロスコープのような論理的な裏付けはどこにもない。

にも関わらず、こんなことが起きてしまう。

 

何も見えないくらい路地を歩いていたら、いきなり目的だった! みたいな?

 

そういう怖さがタロットにはあります。

 

だからこそ、タロットを引き、リーディングする人間に求められるものも、占星術とは違った意味で大きいように思います。

 

 

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