戦うことだってあっていい |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

15日の記事、女神の復権が加速させるものに関連して。

ちょっとだけ補記しておきたいと思います。

 

女性性の復活、癒やしといっても、その方法は千差万別で、「こうすればよい」という万人に当てはまる法則はないと思います。

(前回の記事をお読みください。女性だけの問題ではなく、支配者的に振る舞う人物や状況から被害を受けたすべての人に当てはまります)

 

一般的にはそのような相手のことは忘れ、自分が幸せになることが一番、とは言えると思います。

 

人間の心理というのは不思議なもので、ある人物を否定すればするほど、それは自身に反射されてしまう場合があります。

たとえばDVを受けてきたとして、加害親を否定し、憎んでいるとして、では、親を否定することで解決するのかというと、心に受けたダメージが癒やされないと、自分が親になったときに自分が同じような振る舞いをしてしまうのではないかと不安になる方もいます。

そして現実に、親をコピーしてしまうこともあります。

 

憎んだり否定したりすることで解決するのなら、このような不幸な連鎖は起きません。

 

むしろ強い憎しみや拒絶は、その相手の姿を逆に自分に強く焼き付けてしまいます。

 

離れること。

許すこと。

忘れること(うわべのことではなく)。

 

いろいろなアプローチがあると思います。

 

しかし、中には

 

戦うこと。

 

が、役に立つ人も必ずいます。

離れる、忘れる、許すなんていうのは、そうそう簡単にはできません。

 

自分が加害側になるという意味ではなく、正当な、守るべきもの、自分の尊厳、そのようなもののために戦うということはあって良いと思います。

事なかれ主義では解決できないこともあります。

 

これは実話ですが。

セクハラやパワハラを社風として容認し、内部でかばい合っているような企業もあります。

では、このような組織の中で傷ついた女性たちが、ただ忘れる、離れるというだけの対処をして泣き寝入りを続けたら、この会社は絶対に、いつまで経っても変わりません。

 

明白に意思を表明し、戦うという姿勢を持つ人もいなければ、変わらないわけです。

 

ホロスコープには、その女性に女性側に立って(被支配者側に立って)戦ってくれる星も存在します。

それは相手を打ち負かすための機能ではなく、戦って調和を勝ち取る星です。

 

女性性をたたえた星々たちが、これよりいっそう輝きを増しますように。

祈念。

 

 

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