トランジット・チャートと個人の関係 |  ZEPHYR

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今、様々な星の特徴が、複合的に出ています。

日本の国家レベルの顔=政府や国政、総理といった部分で海王星が強い。

日本に強く出る冥王星=世代交代や要人の他界や引退などに関わる。

全体的なキロンの強さ(ここ2年ほどは強い)。

全体的な女性性や子供に関するもの(幼児やパワハラやセクハラ被害を受ける女性)。

全体的な天王星=地震・火山活動や異常気象などの天災。

今限定の火星の強さ=このところの事故や火災、犯罪、自動車や鉄道関連(しばらくすると弱まるが、やがてまた強くなるときがある)。

 

ざっくり並べても、こんなにあります。

(全体的なものは、日本にも出る可能性があります)

 

これだけいくつもの要因が重層的に乗っかってくるのは、やや珍しいか。

むろん同様な状況は過去にたくさんありましたので、異常な状態とまでは言えません。

 

 

これらは、数種のホロスコープから出てきた観測情報なのですが。

こういったチャートの特徴があるときには、かならず

その特徴を背負った人物や出来事が起きます。

 

これは、ほぼ外れません。

その星の解釈をどう扱うかという程度の誤差はあります。

火星が事故か火災か、軍事行動か、みたいな誤差。

あるいは天王星が天変地異か世の中の改革か、みたいな特徴の差です。

 

しかし、そのときの特徴を背負った人物や出来事は、必ず登場します。

その最たるものが、天王星的にはトランプ大統領です。

分離や離脱といったアクション、「これまでとは違ったことをやる」という姿勢。

 

こういった人物は、そのときにあるトランジット・チャートの特徴とシンクロして舞台に現れてきます。いろんな階層や領域で。

 

当たり前のようなことに思えるかもしれませんが。

この個人とトランジット・チャートの関係を深く考察すると、ちょっと怖いことがわかってきます。

 

たとえばトランジットで非常に火星やら冥王星やらが強烈に出ているとき、それを体現して重大な犯罪を犯す人間が出てくる……と考えたら、その人物はトランジットの影響を非常に強く受信しているわけです。

シンクロしていると言っていいかもしれない。

 

事故なども同じです。

悪意の有無にかかわらず、アクセルとブレーキの踏み間違えとか、何かの勘違いでとんでもない事故に発展してしまうこともあります。

これもトランジットの空気感の中で、誰かがシンクロしてしまうわけです。

 

たとえば総理大臣とか大統領とか、そういう人物はその国家の出来事とどこかで運勢的にもシンクロしていることが多い。

こういう公の立場にある人ほど、トランジットのような大枠のチャートに近いところにいるとも言えます。

 

著名人や有名な芸能人なども、トランジットに不倫の暗示が出ていれば、それに連動して発覚してしまう人物が存在するわけですが、私たちのような市井の人だと、不倫などが発覚しても大々的に報道されることはありません。

 

逆に男女の喜ばしい暗示が出ていれば、芸能人の結婚が報じられたりもしますが、私たちが結婚したからと言って、マスコミが取材に来たりしませんよね。

 

公の立場の人ほど、トランジットには近い。

 

しかし、私たち一般市民であっても、個人個人のレベルではトランジットの動きに連動しやすい時期というのが、かならずあるのです。

私は今火星が非常に強く働く時期が来ているので、火星が荒れるトランジットの時期にはそこへリンクしやすくなります。

 

12星座占いなどは、トランジット以外に根拠はなかなか求められません。

が、これが当たらない人もいて当然で、このような大枠のチャートの動きにほとんど連動しない時期というのが個人にはあります。

逆に、すごくその影響を受けるときもある。

そういうときは、12星座占いのような、そもそもぼやっとした占いでも当たったように感じられます。

 

つまり今のような、トランジット由来のハードなトランスサタニアンや火星の強い影響があるとき、ふっとそれに魅入られて、一種、それらの星に選ばれてしまうかのような状態になってしまうことがある。

 

だからこそ、人は、

日頃何を考え、何を行っているか

ということが重要なのです。

 

この思い、行うという積み重ねは、当然ですが、ある情報へリンクする大本になります。

私がもし毎日毎日腹を立て、何かに怒りをぶつけるような行いをしていたら、もうとたんに今の火星の選ばれてしまうかもしれません。

 

そのときには、取り返しのつかない事態になってしまうかもしれない。

 

 

一方、何かの時流の中で、すごく発展する要素が見られるとき。

私たちの中の何かが、そこへリンクして、

いわゆる時代の寵児のような成功が転がり込んでくる可能性もあるのです。

 

まあ、そんなに社会の頂点に上り詰めないとしても、トランジットの気流に乗って、もっと高く飛べるようになることはあるのです。

 

トランジットと個人の関係というのは、そういうものです。

 

ちなみに、そこだけで運勢の全てができあがるわけではなく、それはむしろ補足的なものです。

だとしても、用心したり、役立てたりできるわけです。

 

できるなら、今のご時世の気流にも、うまく乗っていきたいものです。

乱気流もあると思いますが。

上手なパイロットになって。

 

 

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