(話と言ってもLINEのやり取りですが)
「何が原因なのか」ということ。
ここで焦点になっているのは、今言われている副操縦士の現実的な問題点ではなく、チャート上の原因ということです。
乗客乗員150人が犠牲になった、この大きな事故。
事件発生後、私もすぐにチャートを出して確認していました。
しかし、そこには非常に大きな違和感があったのです。

(画像はiPhemeris)
このところ、航空機の事故が非常に多いと、皆さんも感じておられると思います。
それはずっと天王星と冥王星のスクエアがあるから、という背景があったのことです。
天王星こそが航空機やその業界、また宇宙工学とかその種の技術を管理している星で、冥王星はこれに対して断固とした圧迫を加えている。
根底を揺るがすような圧力です。
これはもちろん、航空機業界だけに作用するものではありません。
社会全体に作用する側面もあります。
以前にも書きましたが、このアスペクトの始まりは、2008年頃からで、つまりあのリーマン・ショックもこのアスペクトが開始されてからなのです。
それくらい以前から始まっていたもので、それがだいたいこの2~3年は非常に強く働いているのですが、これがあるから日常的に航空機にトラブルが起きるわけではない。
それだったら毎日、事故が起きていないといけないことになります。
この種の長期アスペクトがある時、別個に必ずその出来事を暗示する要因が、他にあるものなのです。
今回の事故が起きたとき、私はそれをサーチしていたのですが、違和感を覚えたのは目立ったハードアスペクトがないことでした。
通常ははっきりとしたものがある。
もちろんこのチャートにも疑えるものはあります。
しかし、これだというように胸を突いてくるものがなかったのですが、火星が牡羊座でノー・アスペクトであることには気づいていました。
そして、(原因は)これではないか、ということは、その知人に伝えていました。
その部分だけが、はっきりと浮かび上がってきたというのか、そういう印象はありました。
そして、普通の事故ではないな、と感じてもいました。
そしてボイスレコーダーが回収され、ここのところの報道になったのですが。
副操縦士が確信犯的に墜落させた可能性が高いと知り、このチャートの示すものがよく見えてくるようになりました。
牡羊座の火星は非常に強いのですが(火星は事故に関わりやすい)、ノー・アスペクト。
ノー・アスペクトと言うのは、メジャーなアスペクトを持たない状態のことを言うのですが、このコンディションの星はうまく周囲と連動して動けないために、機能しにくくなったり、また単独で暴走することもあるのです。
火星以外に眼をやれば、心の問題が疑える箇所が二つ。いや、三つ。
他にもノードが非常に強調されたチャートで、人間関係のことが背景にありそうで、月や金星の状態からも、「もしかしたらガールフレンドの問題」みたいなものもあるのかもしれません。
本人がこの世から去ろうとするような暗示も、このチャートの中にはあります。
しかし、あまりにも……
操縦士の個人的なコンディションが原因での事故というのは、過去、日本でもありました。
日本では操縦室に一人きりになるようなシステムにはなっていないようですし、世界でも今回の事故を受けて、同様なシステムへ動くようです。
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
また私たちの日常の空を旅の安全を支えてくださっている方々に、感謝を捧げます。
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