今回と前回の新月は、ちょっと特別な意味があるということを述べました。
一つの星座の中で二度新月が起きることがある。
前回、それがいつだったのか?
2012年5月21日と6月20日の二回の新月が双子座で起きました。
6月20日から次の新月までの期間も考慮すると、広く見て5月21日~7月19日までがこのダブル新月期間です。
双子座の質がリフレインされたのがこの時期。
双子座は学習やコミュニケーション、情報や流通に関わる星座です。
このとき日本では象徴的な出来事がありました。
震災後一年ちょっと。
まだかなり重い空気の中に、一つ、非常に明るいニュースがありました。
それは5月22日、東京スカイツリーが開業したというものです。
スカイツリーは商業・観光施設もありますが、基本的には電波発信塔です。
まさに双子座的な役割を持つもの。
しかも現状では世界最大の電波タワーです。
私はじつは、ここが一つの大きな結節点になったと見ています。
この2012年の5月と6月の双子座新月。
このタイミングで、スカイツリーが開業してしまうという成り行きに感動を覚えます。
そしてそれは世界最大であった。
こんな物質的な側面に、何の意味があるのかと訝る方もいらっしゃるかもしれないのですが、見えない世界と見える世界はつながっていて、どこかでシンクロするものです。
占星術は見えない世界ではないのですが。
半ばスピリチュアル領域です。
これ以降だと思うのです。
今、日本には世界中の人が集まって来ていますし、日本の文化や技術は世界中に発信されているわけですが、この波が顕著になったのが。
もちろんそれ以前からありました。
しかし、私たち当の日本人はそれをあまり意識することもなく、自負に思うこともなく、漫然と流してきていた。
ところが、これ以降、それがはっきりと目に見える、意識できる形で大きな波となってきた。
これには理由があります。
これは私説ですが(他に言っている人がいても不思議ではありません)
同じ星座で新月が二度起きる現象は、約三年に一回くらい起きるのですが、それが生じたときのサインの特徴を持って、その後、世界に波及すると思われます。
たとえばこれ以前の同じ現象は、2009年の6月7月に起きましたが、非常にショッキングな事件としてこの新月直後にマイケル・ジャクソンが亡くなっていますし、この期間中には中国でウイグル騒乱が起きています。
アメリカの翳りと中国の強圧的な姿勢は、この後、顕著になりました。
(マイケルの死は、一種の象徴として捉えることができます)
この時の星座は蟹座で、これは基本的に非常に繊細で保守的、また国家的にはある集団の中での保守性の強化や権勢などにもつながります。
民族、国民ということにも大きく関わります。
この傾向は日本でも保守系政権の復活につながっているわけですが、世界的にはいくつもの民族主義や国民主導の、たとえばジャスミン革命やアラブの春と呼ばれた出来事につながっています。
というようなことを理解してもらったら、
じゃ、2012年に起きたダブル新月のサイクルは、ここで終わったんだな?
今回の水瓶座ダブル新月(1月20日と2月19日)で、日本から非常に強い情報発信が行われる時期も終わったと見るべきなんだな?
と思われるかもしれません。
ところが、私はそうは考えていません。
このときの新月はかなり稀な条件を満たしていたのです。
皆さんもご記憶に新しいと思うのですが、このとき5月21日は日本周辺で、金環日食が観測されました。
もう一つおまけに、6月5日~6日あたりでは、金星が太陽面を通過するという現象もあり、これは日本でも観測されました。
新月というのは、太陽と月がほぼ同じような位置に来る現象なので、それがたまたま日食になるということは、ままあります。
しかし、ダブル新月の最初の一回目が、日食と重なるという現象は、かなりレアなものです。
そこにそそり立つスカイツリーだったわけです。
これと同じような現象は今後も起きます。
私の観測では、2020年6月21日と7月21日のダブル蟹座新月。
この6月のものが日食と重なるはずです。
このダブル新月は、また大きな波及効果を持ちますが、この二つの新月期間(6月21日から次の8月19日までの間)に何かが起きますか?
はい。
2020年(平成32年)7月24日~8月9日は東京オリンピックです。
新月というのは、その一つ期間のサイクルを司っていて、そこでの過ごし方なども重要だということは、このブログを過去から読まれてきたかたには、もうお分かりかもしれません。
そのとき、そこで何が行われていたか。
私たちは何をしていたか。
それが大事

殺し合いをして過ごすのか。
憎み合って過ごすのか。
いや、誰かと肩を並べ、和気あいあいと過ごすのか。
愛し合い、分かり合って過ごすのか。
今、日本は情報発信の特別なサイクルにある。これはまだまだ終わらない。
そして2020年にも特別な新月が生じるとき、世界中の人が集まるようになっている。
ヤオヨロズの人々が。
仕組まれている。
私はそう思います。
秘密結社の陰謀みたいな小賢しい仕組みではありません。
もっと大きな大きな、何かの意志による仕組みを感じます。
※2020年のダブル新月までの間に、もう一度、2017年7月8月にダブル新月が獅子座で生じます。
この時も何が起きるのか、そしてどう生きるのか、私たちは試されるでしょう。
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