日本の未来 2
上記の記事に関わっています。ご参照ください。
日本はこれから世界の中で非常に重要な役割を果たしていく。
日本から発信される情報や技術が、かつてない規模で世界に広がっていく。
そのもっとも近いところで象徴的に用意されているのが、2020年の東京オリンピックである。
今すでに上記の流れは起きているが、オリンピックが起爆剤となり、この傾向はよりいっそう顕著になっていく。
それが私の見るところの結論です。これは、おそらく外れないと思います。
なんのためにそれが起きるのか?
2019年20年ごろに用意されている、「大いなる婚姻」の運勢にカギがあります。
これは結合と統合の作用で、おそらくバラバラだった世界に、「和」の種をまくものになるのではないかというのが、私の推測です。
そのための助走期間としてこの数年は用意されています。
日本から発信される情報の中には、日本人の文化や生き方、価値観、そういったものも含まれていると思います。
そう言われても、現代の私たちは「自分たちのどこにそんな価値があるのだろう」と疑問に思われるかもしれません。
なぜこのように思うかというと、自分に自信がないから。
戦後の日本というのは、戦前の体制や思想に対する全面否定という形で始まっています。
自分たちがやったことは間違いだった、失敗だった。
戦前の日本には現代よりも人の美徳も強くあったと思いますが、その中でそれもいっしょくたに否定。
ただただ欧米化すること、欧米の価値観を身に付けることが良し、それが先端的でカッコいいとか、思い込まされてしまった。
それは裏返すと旧来の文化や価値観の否定です。
世間全体がそのような風潮だから、そのように教育されてきているのですね。
欧米にも良き文化や価値観があるので、私はこれを全面否定はしません。
しかし、大局的に見てきたとき、欧米型の文明が地球の歴史にどのようなものを刻んできたか、それはひどいものです。
大航海時代とか、歴史の教科書では欧米中心でかっこよく語られていますが、結局、他の土地を侵略し植民地化し、先住民を虐殺しています。
自由とか平等というイデオロギーが修正をかけてきましたが、この欧米型文明が生み出した世界が現代です。
これはいろいろな意味で無理が来ています。
それを私たちは今、毎日ニュースで見せられている。
今はもうマイナス面がクローズアップされてきて、従来のやり方では破たんしそうになっている。
経済も文化も、国家間のパワー・バランスも。
日本のチャートに出ている「大いなる婚姻」は、西洋と東洋の統合も含まれているように思います。
私はこの時期に、日本人はもう少し日本人としての誇りや愛国心を取り戻すべきだし、そのような流れになると思います。
愛国心などというと、戦前の体制を想起させ、まるでその言葉自体、忌まわしいように感じるのは、戦後の世相や私たちが受けた教育のせいです。
世界の他の国でも、愛国心というものは、当たり前に胸を張って持っているものです。
持っていて恥ずかしいようなものではない。
ただそれを胸に、何をするのか、という問題だけです。
ただ、日本の場合、たぶん欧米的な愛国心の誇示というような、尖った形での回復にはならないと思います。
もっとふわっとしたものです。
一部には尖った出方も出てくるでしょうが、全体としてはふわっとする。
したがって、戦前の状態に逆行することはありえない。
「和」の国であり、今後、世界に「和」の種がまかれるための役目を負っているからです。
和の国としての情報発信。
それがこれからの日本の位置づけになる。
その中で私たちは、どう生きればよいのか。
それは私たちが置き去りにしたもの、私たちが本来持っている「和」の中にこそあるだろうと思います。
繰り返しますが、これが戦前戦中の思想に戻るということではありません。
もっと長い目で見て、この島国で、縄文以降、一万年生きてきた私たちが、潜在的に持っているものを取り戻すということです。
大陸への進出、太平洋戦争。
一万年の歴史の中で見たら、これらは日本の「和」の風土、気質が歪んだ、ほんの一時期に過ぎません。
ここで述べている「和」というのは、そういうものです。
ただ、その発露というか、日々の生活の中で何をするかというのは、これは個人によって異なりますから、こうしなさいああしなさいということは、一概に言えません。
「え? それじゃ、何のためにこの記事を書いているの」というツッコミがあるかもしれません。
いや、矛盾しない結論があるのです。
以下に述べることは、やや極論的な部分があります。
が、誤解を恐れずに申し上げます。
日本と日本人は、ただ幸せになれば良い。
これが結論です。
極論的な言い方をすれば、日本は単独でもいいから幸せになってしまえ、という言い方になります。
もちろん単独でというと、エゴイスティックです。
他を不幸にしてもよいという意味ではありません。和の精神に立ったうえでのことです。
(またほかの不幸や悲惨を見るな、という意味でもありません)
なぜ単独でもいいから日本が幸せになることが良いかというと、日本がかつてない情報の発信源となっていくからで、今の時代だと世界中の人がそれを見ることができるからです。
そうなるとどうなるか?
幸せになっている国には、どの国の人も憧れ、それを取り入れようとします。
それを取り入れることでスムースに事が運ぶのなら、だれもがやりたがります。
それがおそらく今後の日本の役割だろうと思うのです。
おそらく今後の数年間。
日本には奇跡的なことがいくつも起きてくると思います。
それまでは無理だろう、期待できないだろうと思われていたこと。
それが解決したり、発見されたり、また達成したり。
その流れの予兆はすでに過去にありました。
個人に結びつけるとすれば、たとえば2013年、当時の楽天の田中将大投手が神がかり的な連続勝利記録を打ち立てて、楽天の優勝や日本一にも貢献し、震災後の東北に希望をもたらしましたが、あのころにあった出来事は、今後数年間に起きることの「ひな形」のようなものです。
それを私はチャート上に見ています。
ここまで来ると、わかっていただけるかなと思うのですが。
奇跡的なことと言っても、神様が奇跡を起こしてくれるとか、そういうことではない(見えざる世界ではそういった援助があるとしても)。
やるのは人です。
私たち一人一人の努力、生き方が、意外にもっと大きな規模での波及効果を持つのです。
たとえば私の住む岡山の海の向こう、四国には八十八箇所遍路があります。
今や外国人も多く来るそうですが、このお遍路さんを助けてもてなす行為が、この遍路が始まったころからずっと、地元に住む人の間で行われてきたそうですが。
そうやった普通に生きてやっていることすら、幸福のために大きな役割を果たすことがあります。
当たり前にできることをする。
もうちょっと背伸びができるなら、そこまでやってみる。
それでもいいと思います。
しかし、この後の数年のうちに第二第三の田中投手が出現し、いろいろな世界で画期的な役割を果たしたり、提示していくことが起きると思います。
知識や技術や文化で。
その中で、私たち日本は、世界のこれからの範となるような国、システム、技術、経済を作り上げて行けばよい。
その裏には、きっと大いなる婚姻がもたらす「和」がある。
そんな中で、私たちは当たり前に幸せになればいい。
自分たち一人一人が幸福でいられることが、結果的に世界にも波及する。
これは以前にも書いたことがありますが、「世界平和のために私たちが何をしたらいいか」という質問に対して、マザー・テレサが答えた言葉です。
すぐにお国にお帰りなさい。家に帰って家族を大切にしなさい。
すべてに優先されることかと思います。
どんな出来事も個人が元となって作り出すからです。
個人の和が、地域の和となり、国の和となる。
そして世界の和となる。
和は今後の世界には絶対に必要とされ、それを今の私たちは見せつけられているではありませんか。
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