平成に入ってから、日本はカーディナルが非常に活性化される激動期に入った。
そのピークとして1995年や2011年があった。
こと2011年のそれは、国民や国体をこれ以上ないほど脅かすものだった。
これは逆に申し上げると、もはや当面、同じレベルのものは来ないということでもあります。
私が過去のブログの中で、同様なメッセージを発していた根拠はここにあります。
今年から2017年くらいまでの間にあるアスペクト⑤ですが、これは自然災害的なものを暗示する可能性はありますし、海が関係する可能性もあります。
一昨日の記事を読まれた方の中には、この⑤が南海トラフ地震ではないかと連想された方も多いと思います。
もちろん用心に越したことはありません。
防災意識を持つのは、、この日本で暮らす私たちには身を守るためには必須だと思います。
しかし、こういったアスペクトがあるからといって恐れおののく、不安に駆られて毎日怯える。
そんな生活をする必要はまったくない。
それは人を病的な方向に追いやります。
もし予想されている南海トラフの規模のものが起きるのなら、チャート上にも2011年と同じようなスケールのものが出ていないとおかしいのですが、そこまでのものは私は確認していません。
つまりあったとしても規模がかなり小さい。
この⑤を構成している天体については言及を控えたいのですが、起きるのはヨッドであるということに私は注目しています。
ヨッド(ヨード)は神の意志、神の御手とも言われる特殊なアスペクトで、大きな災害時や事故でも見られますが、非常に奇跡的な展開を引き起こすことがあります。
ものすごくわかりやすい表現をあえてとるならですが、この時期に私たち日本人がエゴではなく、神の意志に沿った生き方をしていれば(そういう人が多ければ)、このアスペクトは異常な発展を表現する可能性もあります。
私は宗教家ではないのでどの神様を信仰しろとかいうお話ではありません。
強いて言うならば、この地球、ガイア全体の意識と言っていいかも。
というのも別な根拠があり、この時ヨッドを形成する天体の中には、まさにガイア的なものを表現するものがあるのです。
私の申し上げる異常な発展というのが、経済であるという可能性はなくはないのですが、私はそれも違うと見ています。
これはたぶん人の意識だと思います。
そういう精神論は聞きたくないという人はいるかもしれませんが、世界は人の精神が作り出します。
これについてはまた機会を改めて述べたいと思います。
この⑤の後、2018年~20年あたりにある土星の強いアスペクト④は、不景気や国民の負担を表現するものとお書きしましたが、もしかしたら今言われている時期よりも若干、消費増税が遅れ、2018年や19年あたりになるという見方も可能です。
もっと大きなことを言えば、私はこの時期までに日本の財政の健全化に向けて、もっと強い舵を取らなければいけないだろうと考えています。
でないと、この時期をより厳しいものとして受け取らなければならなくなる。
しかし、この④にしても悪いことばかりではありません。
このときに日本のチャートで起きることは、「結婚」のようなものです。
たとえが突飛すぎてわかりにくいと思いますが、離れていたものがこの時に結びつくのです。
さらにわかりにくいたとえ話をさせてもらいますが、日本神話の中で天地創造の神、イザナギ・イザナミの両御神は別れたことになっているのですが、それがここで再結合するようなもの……と言ったら、よけいにわからんか(笑)。
水面下ではめでたい動きも必ず起きます。
いや、この時には国民全体の大きな変化が生じるはずで、とりあえず私は、普通に生きていれば、この瞬間を見られるというのを、大変に楽しみにしているのです。
この④のさなか、東京オリンピックを迎えるのです。
これが誠に象徴的

オリンピックというのは西洋文化のルーツであるギリシアに発しています。
つまり西洋型文明の象徴でもあるし、それがこの東洋の島国で、再び開催される。
この再結合の時に。
あまりにも象徴的すぎます。よく出来すぎています。
日本だけではなく、世界に波及する大きな変化が顕著になる時期と思います。
(言っておきますが、私は別に日本至上主義的な考えを持っているわけではありません。たんにチャートを読んでいるだけです)
そして今ある天王星と冥王星のスクエアですが。
じつは過去、天王星と冥王星が顕著なアスペクトを形成した時期が過去にあります。
A 1962年~1968年
B 1929年~1936年(冥王星の発見は1930年なのでそれ以降と考えてもよい。1937年もかすかに効果)
この二つです。ここで問題にしているのはスクエアとコンジャンクションだけです。
オポジション=180度は時代が古すぎるので、問題にしておりません。
Aの時期は日本の第二次高度成長期にそのまま当てはまるほどです。
Bはもっと古い時期ですが、日本では満州事変や満州国建国など大陸へ進出した時期で、国際的に孤立感を深めて行った時期です。
この二つの時期は、まったく世相も違って見えるかもしれませんが、実は日本が発展したり拡大しようとするという一点においては共通しています。
太平洋戦争に至る道筋をつけたのがBだとも言えるでしょう。
「じゃ、またそんなことに?」と不安に思う必要はありません。
天王星と冥王星のアスペクトは、その後のAの時期に一度リセットされ、違った性質のものに変わっているからです。
私たちが経験している今の天王星と冥王星のスクエアは、A以降の流れの中にあるもので、Bとは区別しなければなりません。
この天冥のコンビは、いつでも世界に多大な変化を引き起こしますが、日本ではなぜかこれが影響力の拡大を引き起こすものとなるのです。
Bの時代は武力で、Aの時代は経済力で、そして今回は?
このアスペクトが沈静化したとたん、オリンピックは日本で開催され、日本では再統合、再結合の運気が生じる。
……誤解を恐れず申し上げます。
この後、日本は今まで以上に世界の中で大きな役割を果たすようになるでしょう。
今すでにこの波が起きていますが、世界が日本に注目し、その文化や生き方、また特殊な宗教観などを発信していく時期に来ています。
現実的で悲観的な学者先生のご説などは、この際、申し訳ないですが、見ている立場がまったく異なりますので、そういったご意見はご遠慮申し上げます。
ですが、私は自分の解読にかなりの確信を持っています。
その上で私たち日本人が、どう生きるべきか。
これはまた月が替わったあたりで記事にしたいと思います。
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