ヤオヨロズ裏資料 |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

本日は1の付く日なので、通常はヤオヨロズをUPしておりますが、今日は本編ではなく、ヤオヨロズの裏設定資料のようなものを公開します。

今日31日、そして明日の元旦。1の付く日が連続、しかも年末年始なので、二回連続公開!!

1日には本編を二回分のボリュームでお届けいたします。


まずお届けするのは、歴史年表です。

以前にこの物語は紀元119年の秋冬のお話だとお伝えしました。

物語も冬至を迎え、年を越えます。そこへ至るまでの登場人物たちに関連した動きです。

BC
721年 北イスラエル王国サマリア、アッシリアに滅ぼされる
586年 南ユダ王国、新バビロニアに滅ぼされる。預言者ダニエルはバビロニアのネブカドネザル王のもとへ連れ去られる。

AD
36年 アシナヅチ生まれる。光武帝が中国を統一。
66年  中東で第1次ユダヤ戦争。
74年 マサダ要塞の戦い(第2次ユダヤ戦争)。集団自決により戦争は完全に終結。これにより絶望したエステルらの祖先が故地を離れる。
87年 カガチ、生まれる。
89年 アカル、イスズ、生まれる。
95年 エステル誕生(カナンの民は放浪中)。
103年 クシナーダ、誕生。12月22日17時41分。
103年 カガチ、日本に渡来。この時16才。アカル14才。
105年 カガチ、若狭から北陸を支配。
107年 カガチ、鳥取を手に入れる。
109年 カガチ、キビに勢力を伸ばす。
112年 トリカミにカガチの手が伸びる。クシナーダの姉、アワジ連れ去られ、殺される。これ以降、一年に一人ずつ、トリカミの巫女が犠牲になる。
117年 スサの地にスサノヲ現れる。エステルと出会う。
118年 七人目の巫女、カガチに殺される。

そして119年、エステルらカナンの民とスサノヲはワの国に辿り着きます。
物語の叙述は前後しておりますが、ワの国への到来はエステルらのほうが先です。
この時点で、カガチ32才、クシナーダ15才、アシナヅチ83才、エステル24才。


119年
7月 カナンの先発隊、モルデらナカの国に上陸。
9月 エステル、渡来。      
10月22日(新月) スサノヲ、斐伊川のほとりにスクナと共に漂着。
11月4日 キビの国の中のカヤ国、カナンの焼き討ちで落城。
11月5日(満月) カガチ、フツノミタマの剣を手にする。
11月20日(新月)
11月27日 カヤ、カガチに奪還される。
12月9日 ナオヒ、トリカミにやってくる。
12月19日(新月) カガチ、全軍を持ってイズモのカナンへ侵攻。スサノヲ黄泉へ。
12月20日 トリカミ、戦場に。

そして……

物語の中で、クシナーダは16才になります。昔のお話なので、当然ですが、もう大人です。

これはもう完全に作者のお遊びですが……

私ならではのお遊びということで、これはクシナーダのチャートです。
(最近UPしているiPhemerisのものとはハードアスペクトとソフトアスペクトの色が逆転しています。これは占星術ソフトAMATERUによる画像)



出生地は現在の島根県仁多郡横田町に設定しています。

あ、この記事の中の日時や年齢は、皆さんに理解しやすいようにということもあって、太陽暦と満年齢を使用しています。
(ま、陰暦にしろと言われても、私も面倒くさいんですが)(;^ω^A

クシナーダは冬至の生まれです。

チャートは身内をカガチに殺されていることなども含め、あえてハードアスペクトの強いものに設定しています。

7ハウスの火星が、彼女が愛するスサノヲです。





この画像は、布都御魂剣(フツノミタマの剣)のレプリカの木刀です。

フツノミタマの剣は、スサノヲが八岐大蛇を斬った剣として、現在の岡山県赤磐市石上にある石上布都魂神社に、どういう経緯か不明ですが、御神体として伝えられていました。

この剣は後に一度大きな働きをしたのち、奈良県の石上神宮に納められます。

石上神宮が発掘調査されたとき、この剣の現物が出てきたそうです(もう錆びていましたが)。

それを正確に再現した鉄のレプリカがふた振り作られたそうです。

この木刀は、そのレプリカをさらに模したもので、先の赤磐郡石上の神社で撮影させてもらったものです。

見て頂いたらお分かり頂けると思うのですが、直刀ではありません。

後の日本刀のような形状で、しかもまるで「るろうに剣心」の逆刃刀のように、そりの内側のほうが先鋭なのです。

まったく不思議なことですが、このような刀が古代に実在していたことはたしかなようです。


物語の中で今はカガチが持つスサノヲの剣。

これがいかにしてキビに伝えられることになったのかも、物語の中では語られます。


明日、物語は最後の山へ向けて動き出します。



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