2015年の予測5 アメリカ |  ZEPHYR

 ZEPHYR

ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

ここまで様々な国家、あるいは全体の予測を書いてきました。
これは基本的にはマンディーン占星術を使用したものですが、国家の成立をどのチャートに選定するかは、研究者によって意見が異なります。
まして――
私は一般的に知られているものとは、ちょっと違った手法で解読を行っています。
もちろん、それは自分なりの研究の結果、もっとも蓋然性が高いだろうと思うチャートを使い、そして合理的に思える手法を採用した結果なのですが。

ですから、これは一つの見方であり、しかも私独自のものでしかない、くらいに思っていただいたほうが良いかもしれません。
そのへんのご理解を持って、これからもこの予測記事をお読みいただければ幸いに存じます。

今日はアメリカです。
この頃のアメリカでクローズアップされているのは、人種差別問題です。合衆国が成立以来(いや、以前から)、本質的に抱えてきている問題が、ここへ来て噴出しているのですが、この問題がもし私が今注目しているアスペクトによるものであれば、来年の中ごろにはこの問題が鎮静化する=何らかの形で話し合い、折衷的な解決の糸口をつかむ可能性を感じます。

チャート上に生じているアスペクトや配置にしても、いくつかの可能性を考えなければなりません。
私は2015年のアメリカの経済、景気に関しては好況を維持するだろうと考えています。
これは15年にだけに限らず、ちょっと長い時間で見たときにも、言えることです。

ところが、そういう出方をすればするほど、一面でアメリカは難しい問題と直面しなければなりません。
その裏側で人種問題や国内のとくに貧困層の不満に対処することと、もう一つは外交問題です。

外交に関してはキューバとの国交正常化が進められ、全体で見たときには大きなものではないかもしれませんが、これはアメリカ経済にとって一つの明るい材料になるのではないかと思います。
しかし、難しいのは軍事戦略的なものを含んだ外交です。

中東の情勢が一筋縄でいかないのは周知の事実ですが、一番はここだろうと思います。
場合によっては配備の拡大を余儀なくされる可能性も。

また議会ですね。
誰が考えても当たり前の状況なのが、チャート上にもはっきり出ていて、オバマ大統領は苦闘を強いられるでしょう。
毎年のように湧くデフォルトの問題は、また話題になるかもしれません。が、これはそのような最悪の事態にはなりません(おそらく)。

2月の下旬くらいまでの間、アメリカにとっては突発的な事態が内外に発生しやすく、気象的な災害、被害についても懸念がある。
気象に関することは、2015年は全体に強くあり、5月6月あたりにもう一つポイントがあるかもしれない。この点は観測と研究を続けておきたいところです。

国内的な問題、騒乱が生じやすいのが3月4月。

軍事を含む外交上の問題がクローズアップされるのは、たぶん7月下旬~9月。

いくつか楽観的な情報としてお伝えできるのは、たとえば9.11のときのような極限的な危険、リーマンショックの時のような経済への大きな危機は、まずないだろうと判断でき状況だということです。

とても大きな要因としてあるのは、おそらく海王星(シェールガス)です。
これが今後のアメリカ経済に、相当に大きなバックアップ、世界経済の中でも有効なカードとして機能しそうな流れになっています。



ポチしてくださると、とても励みになります。ありがとうございます。

人気ブログランキングへ

鑑定依頼の方はこちらへどうぞ→<占星術鑑定に関して>