吉備津神社にて思う |  ZEPHYR

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 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

昨日、大学へ行く前に、吉備津神社へ参拝しました。

ちょっとお札を受けたいという用向きもあり、立ち寄りました。

先日、「ヤオヨロズ」でUPした鬼ノ城にも関係するのですが。

昔、吉備の阿曾(アゾ)の里近くの山に 温羅(うら)という鬼が住みつき、人々を苦しめていたのを、吉備津彦が退治するという物語が、この神社は伝えられています。

詳しくはこちらへ。吉備津神社の鬼退治伝説へのリンクです。

この温羅という鬼については、百済から渡来したいうお話なのですが。

近年、岡山では「桃太郎まつり」の中で、「うらじゃ」という踊りのイベントが行われ、うらじゃの原曲を取り入れた踊りのコンテストや総踊りのイベントが行われています。

地元だけでなく、近頃では全国からお客さんを呼び寄せる一大イベントになっていて、人の交流を深め、広げるものとなっています。


昔おそれられた者でさえ祭り上げ、歌や踊りで祝ってしまう。

まことに日本人らしいムーブメントだなあと、毎年8月のそのイベント時にはニュースを見ていたりしていました。

同様なものとしてよく知られるのは菅原道真公=天神様だったり。

あるいは国譲りを受けた大国主命の出雲大社だったり。

本来敵対していた者同士でも、いつの間にかワとなり、国の中に存在するようになる。


日本の美質だと思います。

戦争に破れ、原爆と言う大量殺りく兵器を二発も投下され、一般市民を虐殺されながら、アメリカを憎悪し続けることもなく(全体の話です)、今という国を築き上げてきた日本。

このことは過去の記事にもちょっとふれたことがありますが、

やはり憎み続けることでは何も生まれない。

許すことこそが真の強さであり、幸福へと至る道だと。

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吉備津神社の大きな銀杏の下で想いました。

鮮やかな色。

美しい銀杏でした。


神社には七五三のお参りで来ているご家族もいて、かわいらしい衣装に身を包んだお子さんも。

このような当たり前の幸せが続くことを、心から願います。





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