祭りの秋になると |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

昨日は肉体労働を頑張って、体のあちこちが痛いゼファーですショック!

そろそろお祭りの季節で、今年も村の神社の掃除をしなければならない。

なのに、普通に人が集まって清掃作業をする日のあたりで、私は札幌に行かねばなりません。

一応、氏子総代なので、人任せばかりにもできませんので、草刈り機を抱えて、てくてく神社まで歩いて行きました(往復2キロメートルくらい?)。

我が家の周辺の道は狭く、セイタカアワダチソウとか、いろんな草木が成長すると、道路に飛び出してきます。

通行の妨げになっている個所もあるので、道すがら、そんなものも草刈り機で刈っちゃいます。

神社は参道から、お社の周辺まで、こってりと草刈りだけはしておきました。

帰宅してからも、自宅周辺にわんさか盛り上がってきている雑草を刈りました。

これも放置したら、一般車両の通行にも支障が出ます。


清々しい、あまり暑くもない日だったので、作業ははかどりましたが、その分、足や腰が……イテテ……最近、すっかり書斎の住人になってしまって、衰えを痛感します。


じつは、うちの村の神社の氏子は、たったの六軒しかありません。

これで毎年の神社庁にお納めする費用とか宮司さんへのお礼とかお出しするのは、きわめて大変だったりします。

神社の支部総会などにも仕事がない時には顔を出すようにしているのですが、ご神職を務められる方々は今、なかなか大変なのです。

というのは、うちのように老人ばかりになってしまって、人口も減った村では神社を維持することもできず、どこかへ合祀することが多いのです。

地方の僻地であればあるほど、このように統廃合が進み、宮司さんが糊口をしのぐのが難しくなる。宮司さんはあちこちの神社を掛け持ちで面倒見たりしているのですが、そもそもその管理も大変なのに、そのわりに収入があまりにも少ないのです。

これはお寺さん、仏教界とは対照的と、よく言われます。
(あ、別にお寺さん批判ではありませんので)

お寺は葬儀やその後の法事にしても、わりと明瞭なご金額の謝礼が収入としてあるのに、宮司さんはきわめて限られている。

出雲大社とか伊勢神宮とか、熊野三山とか、非常にメジャーなところはいいのです。

うちの近くにもお正月には参拝客が殺到する大きな神社があります。

そういうところはお正月以外でも、七五三とか、あるいは婚礼とか、場合によっては神道の葬儀を取り行うことだってできるでしょう。

我が家は本当に「となりのトトロ」みたいな世界で、いや、それ以下の人口で、きわめて閑散とした村で、そんな神社となるとお参りする人もいません。

これで宮司として生計を立てるというのは、どだい無理なんですね。


実際。

今六軒の氏子にしても、高齢でお一人暮らしの方もいますし、軒数は少なくなる一方。

できるだけ神社を守っていきたいと思う一方、現実はとても厳しかったりします。

どうしたものか?

ゼファーの心に、ずっと引っかかっている悩みでありました。






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