海王星の影 脱法ハーブ |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

京都鑑定は明日からです。

すでに12星座の記事は、すべて一日おきにスタンバイさせた状態で、この週末はブログに関しては何も手を付けないつもりだったのですが……

どうしても、書きたいことができました。

24日の夜、池袋の繁華街で脱法ハーブを吸引したとみられる男性が運転する車が、歩行者を次々にはね、死者も出るという事故が起きました。

じつはわりと最近、こちらの西日本でも脱法ハーブが原因とみられる事故が起きていますし、ちょっと調べただけでもこの件数が、急増していることがわかります。

ハーブは基本的に海王星だと考えられます。

各種のハーブをそれぞれの12星座や10天体に当てはめる考えもありますが、大枠で見たときには海王星です。

海王星は今、魚座の本宅(効力が強くなる)で、以前にこのことから起きてくる出来事について記事を書いたこともあります。

癒しの刻(とき)が始まる
海王星・魚座時代の盲点

など。

ご参照ください。

海王星には人を癒す大きな力があり、ある意味では慈愛を持つ星だと言えます。

しかし、物事にすべてプラスマイナスがあるように、星にも必ず好ましい面とそうでない面があります。

ちょっと前に有名な歌手が、覚せい剤使用の容疑で逮捕されましたが、こう一や覚せい剤とか麻薬と呼ばれるもの、そしてそれを使用することで問題を引き起こしてしまう行動は、まさに海王星のダークサイドのようなもの。

法の網をかいくぐるようにして製造される脱法ハーブ。

なんで、このようなものを作る人々がいるのか。
(もちろん金になるからですが)

あまりにも強い規制を行うと、新薬の開発とか、健全な用途に使われているものまで影響が出てしまう。

つまりこのようなものの拡散は、世の中全体にも大きな不利益ですし、冒頭のような事故を起こされ、命を奪われてしまうなど、まっとうに生きている人にとっては、とても容認しがたい出来事です。


じつはだいぶ前の話なのですが、息子を持つお母さまからのご相談を受けました。

最初は就職先のご相談で、火星が使えそうな息子さんだったので、言われている車に乗る仕事は運勢的にはOKだったのですが、

「ただ、困ったことに、脱法ハーブをやっている」と。

聞いた瞬間に、私はあきれてしまいました。

論外です。絶対にやめさせないと、就職もなにもない、と私は強く申し上げましたが……。

「言っても聞かない」

ならば、車の仕事などさせられないでしょう。

やめさせないと。なにか強制的な方法を使ってでも。

とはいえ、この当時はまだ所持しているだけでは取り締まりもできない法制の状態でした。

では、気づいている家族が何とかしなければ。

そんなお話をした記憶が、今回、蘇えってきました。


その息子さんのホロスコープを確認すれば、海王星の影響もやはり強い。

だからといって、脱法ハーブは選択肢としては絶対にNGです。

この脱法ハーフは、新しいものだけに、副作用についてもまだよくわかっていないものも多いようです。


海王星の中には、お酒という意味もあります。

人に迷惑のならない範疇で、これを楽しむくらいことはあっていいと思いますが(私もお酒は好きです)。

しかし、飲酒運転の悲惨な事故が法令を厳罰化させたのは、皆さんもご周知のとおりです。

先日もどこかの女子大生が急性アルコール中毒になって路上にたくさん倒れていたというニュースを見ましたが、

やめろと言われても、やめにくいのが海王星です。

だからこそ、ご家族はお身内にこのような脱法ハーフ事例が生じたときには、勇気をもって行動してください。
立ち直らせるために。
悪癖から切り離すためにビックリマーク

でないと、もっと大きな後悔をする時が来るかもしれません。

いや、必ず来ます。

その時を座して待つのではなく、嫌な思い、苦しい思いをするかもしれませんが、愛を持ってそれをやめさせてください。

海王星に呑まれるのではなく、海王星を慈愛で生かすために。




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