魂の旅路に祈りを |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

魂は生まれ変わる。

私の過去世をリーディングしてくれた霊能力者の方は二人いて、それぞれに違った前世を解説してくださいました。

いったい、幾度この地球で生まれ変わったのだろう……。


生まれ変わりを肯定なさっている方でも、人によったら「もう生まれ変わりたくなどない! まっぴらだ!」とおっしゃる方も……。

自分は生まれて生きること自体には全く否定的ではないのですが、この人生の間に受け取ってしまったものが、あまりにも辛いとそのようなお感じになるのも当然かと思います。

私もここまでの人生で、数多くの失敗、恥ずかしいことをやらかしてしまっています。

パーフェクトな人生などないというのはわかりますが、最近、ちょっと考えることがあります。


それは、どこまで行ったら、この輪廻を終えるのだろう、ということです。

いわゆる仏教でいうところの解脱ですね。

カルマの螺旋を終え、そこから離れる時。

それはどんな時で、どういう状態になったら離れることができるようになるのだろう、と。


私は今、現世を離れたいとか、もうまっぴらだと思っているわけでもなく、またチャンスがあるのなら、次も生まれてきて、この世での体験をしたいと思っています。

前回の人生で積み重ねてしまったもの。

解消されなかったもの。

課題となって残ったもの。


すでにその多くに出会ったとは思われます。
なにせ、五十年以上生きていますから。

その一つ一つを、できればきれいに修正しつつ、まためぐり会う人もいるのだろうし、そこで解消されるカルマもあるのだろう。

でも、どこが終点なのだろうか?


そんなことはきっとお釈迦様にでも聞かなければわからないこと。

私は悟りなど開いていませんし、死後、もしかしたら誰かが教えてくれるのかも。

もとの姿に戻った時には思い出せるのかも。



わからないけれど。

これまでであったすべての人に感謝を。

皆様が幸せでいられるように。

祈りたい。


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