昨夜、NHKの「ためしてガッテン」という番組を、何気な~く見ておりました。
そしてあることに気づき、大変興味深く感じたのでお伝えしておきます。
「肌荒れ、睡眠障害、イライラ、疲労感、うつ」
こういった症状を引き起こす原因に、鉄不足があるというお話でした。
そして上手に鉄分を補給することで、こういった症状を改善できると。
体内の鉄分と言えば、体に酸素を運ぶヘモグロビンがよく知られていて、貧血症状などのはこの不足を指して言われるのですが、もう一つ、最近になって「フェリチン」という体内で鉄分を貯蔵し、各エリアに供給する機能を持つものが発見されたそうです。
いわゆる貧血症状ではなくても、フェリチンの鉄不足になっている人は非常に多く、これが上記のような様々な不調を引き起こす原因になっているということが、最近の研究で分かってきたとか。
このフェリチンには多くの鉄が貯蔵され、このフェリチンから鉄が供給されることによって、皮膚(細胞)の再生やセロトニンやドーパミンといった脳内分泌される物質も十分になる。
不足すれば当然、皮膚の再生がうまく行かずに肌荒れを起こし、セロトニンやドーパミンも不足するために気鬱な状態や睡眠不足、イライラなど引き起こす、というのです。
私は肌荒れ、うつなどという言葉を聞くと、占星術師の性(さが)で、自動的に
「ああ、土星だなあ」
などと考えてしまう人間です。
じつは上記の症状の多くは、土星が絡んでいる事例が多い。
天体にはそれぞれに管理している部位や出来事、物質などがあるのです。
土星のコンディションが悪く、それが身体的に影響する場合でも、いくつも出方があります。
その一つに皮膚の疾患があります。
またうつという症状を引き起こす代表的な星は土星です。
疲労感などというのは誰でもありそうに思える話ですが、一般的な水準から見て、ものすごく疲れやすい人というのもいます。
すぐに疲れてしまうとか、慢性的に活力に欠けるとか。
これもまた土星が原因になっていることがあります。
土星がメンタルな出方をしている場合、イライラ、不機嫌、容赦のなさといった言動に現れてしまうこともあります。
火星の怒りは頭に血が上って、一気に発散することが多く、まさに火のような出方。
対して土星の場合は、不機嫌といった出方をすることが多く、ため込むことも多い。
そして対外的に出るときは、冷酷なような厳しさを持つこともある。
つまり昨夜、ためしてガッテンの中で問題になっているのは土星関連症状である部分が多く見られたわけです。
ところが、この解決方法として提示されたのが、鉄だった。
この鉄もまた土星なのです。
天体はそれぞれに鉱物などにも対応しており、鉄の意味を持つのは火星と土星。
(土星には鉛などもある)
火星と土星が鉄に関連しているというのはよく知られた事実で、たとえば火星を職業にしている人の中には鉄鋼業や、鉄を使った工業製品を作るか、それに関連した職業になっている人もいます。
鉄でつくられる刃物なども、火星。
土星に関しては鉄筋などの建築関係と深い関係があります。
土星原因の症状が、土星に関連した成分で解決される。
これは占星術的には、ものすごく理にかなった話で、科学によってさまざまなことが解明されればされるほど、一見、科学合理主義的にはナンセンスに思える占星術にもつながってしまうというのは、非常に興味深く思います。
ちなみにこの土星症状の改善が、もしかしたら火星成分(鉄)の効果かもという考え方もありです。
火星と土星は、車で言えばアクセルとブレーキのような役割を持っています。
ブレーキが強い(土星による不調)ということは、積極性や活力も抑えられた状態なのですが、ここにまさに積極性や活力そのものである火星的な資質をプラスすることで、状態が改善するというのも考え方としては合理的です。
いずれにしても、上記のような不調感のある方は、鉄が解決のカギになるかもしれません。
番組でもお医者さんに相談なさってくださいと言っておりましたので、難組の内容などをご自分でチェックして考えてみられるのも良いでしょう。
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