やはり癒しは必要 |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

先日、自宅でマッサージをなさっている、ある女性の鑑定をしました。

マッサージというのは、職業的には土星だったりするのですが、人を癒す海王星も若干関係しています。

この女性はそのどちらもが機能している女性でした。

ところが、わりとよく聞くお話なのですが、マッサージをしている人が、別なマッサージ師さんのところへ施術してもらいに行く、ということがあります。

お医者さんが、ほかの医者さんのところへ行くようなものですね(笑)。

もっともこれは揶揄しているのではなく、自分で自分を癒すことはなかなかできません。

森林浴とか、あるいは気功をするとか、あるいはほかのレイキだとか、いろいろあると思うのですが。

そういったことでもしないと自己補充はできませんし、また疲れ切ってしまうと、それをするということですら、すでにハードルが高くなってしまいます。

この女性も、わりと「受けやすい」体質らしく、相手からやはり「負」のものを受け取ってしまうことがあるようで、そういうときには、他のマッサージのお世話になったりしているようです。

「最初にこの仕事を始めたときは、本当に消耗がひどかった」そうです。

じつはこれ、占いの業界でもあるようですね。

やはりクライアントというのは、何事か悩み事を持っていることが多く、占星術師にしてもタロット占い師にしても、またほかの手法の人でも同じで、そういった「負」に相対して行くというのは、それなりの気力も体力も必要とされます。

人間ですから迷うこともあります。
失敗することも。

そんなときに、他に信頼できる占い師のところへ癒しを求める、ということがあるようです。

そういえば、なのですが。
私もプロの旗揚げをしてからの当初、一日に4~5人も見るような日があると、ぐったり感がありました。

でも、すぐ慣れちゃいました。
ひじょーにタフネス(*⌒∇⌒*)

私はプロとなってから、これまでに一度もほかの占い師さんのお世話になったことがなかったりします……。
(※ 過去、プロになってなかった頃、目の前に出現したそういった能力を持たれている方に見てもらったことはあります。これは主に霊能力者の方々でした)

これには、基本的にクールなタイプの人間で、相手の悩みに同調しないということがあるでしょう。
その人のお立場や心情は慮(おもんぱか)りはしますが、一緒になって悩むということはしない人です。
ホロスコープ上に原因をサーチして、たんたんと解決方法を探っていく。

必要なときにはタロットにも尋ねる。

おまけに私は、自分が人様を救うなどということは、これっぽっちも考えていません。
助けてあげたいとか力になりたいとかいう思いはありますが、人はかならず自分で自分のことを救済できますし、それだけの力を与えられています。
それなりの計画を持って生まれてきているわけですから。

人を救うなどというのは、本当の意味ではできないのではないかと思っています。
せいぜいがその力添えをするだけ。
できる、などと大見得を切れるのなら、それもまた傲慢なような気もします。

私はそんな人間なので、頼ったりすがったりされても、ある一線を引いているところはあります。
それが結局、相手に同調しないということ。

同じように悩まない。
別なところから考える。
そうしないと、理性的な判断もできませんし。

そういう意味では、とても図太いし、鈍いところもあります。
霊感もないし。
だから、自分はあまりほかの癒しを必要としないのかな、と思っていたのですが。
先日、はたと日常の中に癒しがあるのだと気づかされました。

それは、奥さんなのです。
自分のまわりで、いつもいい空気を出してしてくれる奥さん。

この人がいるから、私はほかに癒しを求める必要もない、という側面もあったんだと。


私たち夫婦のことは、じつはホロスコープ上はまだまだ謎もあります。

先日、遭遇したマッサージのその女性も結婚されていますが、そのお二人はなぜか私たち夫婦に似た関連性を持っていました。

それがどこかで謎を解くカギになれば。


ホロスコープ上、家族には、とても謎が多いzephyrなのです。
(たぶん簡単に読み取れないようになっている)



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