最近、うれしかったこと |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

先日。

ていうか、1月下旬のことだったのですが、大学の後期試験を終えました。

毎回のことなのですが、採点がたいっへ~んビックリマーク

この後期も履修届けは150を超えており、まあ、これはダミー的な履修届けもあるのですが、それでも試験を受けた人は、ほぼ140もいるわけで……

試験問題はマークシートでもなく、すべて解答を読まねばならず、まして今回は文章で意見を述べてもらう問題も盛り込んだものだったので、とにかく時間がかかった。

2月の12星座の記事が遅れたのも、大体そのへんの事情だとご理解ください。
無償発信している星座記事と、多くの生徒さんの単位にかかわる仕事を天秤にかけられるはずもありません。

2006年から非常勤講師として大学の教壇に立つようになり、今年は8年目。

自分でいうのもなんですが、ここ数年、講義内容が充実して来た実感があり、この百名を超える生徒さんたちの、ざっと7割くらいの関心は、講義中にある程度惹きつけられるようになりました。そのうちのさらに半分は、非常に熱心に聴いてくれている。

「なんだ、それくらい?」と思わないでください。

100名を超える講堂が静聴しているというのは、実際、なかなか作り出すのは大変なのです。
中には、まったくやる気のない生徒、隙あらばサボタージュしよういう生徒、講義を受けるつもりもないけど、とりあえず単位がほしいので取っていて、講義中は友達としゃべっていたいという生徒もいるわけです。

これは授業評価のアンケート(生徒が先生や講義内容を評価するもの)にも表れていて、私の実感している程度の割合の生徒は、ほぼ良い印象を持ってくれているし、ちゃんと伝わっているというのが、数字で出ています。

私語や居眠りが少ない講義というのは、結局、面白い講義をすれば、自然とそうなるはず。

そう考え、ある意味、これは自分との戦いとして、チャレンジしてきた。

その結果が最近見えるようになったし、反応としても返ってくるようになった。
(面白い講義というのは、生徒に迎合して面白おかしい話をするという意味ではなく、彼らの関心をひっかけるような部分を見つけ、そこから講義内容に引きずり込むとか、本気でやれば面白いと感じてもらえるし、自分が楽しんでやれば面白くなるというような意味合いです)

この後期も、幾人かの生徒から、

「先生、これで終わり~? さみしい。ゼミとかしないの」
「先生の講義、めっちゃ好きなんです。ギリシア神話の話とか、知らなかったけど、すごく面白かった」

そんな言葉も聞けました。
正直、これはうれしいニコニコ

苦労が報われます。

私にわざわざ言ってくる生徒さんは、全体のごくごく少数のはずで、それを考えたら、同様に感じてくれている生徒さんは、そこそこいるはずなのです。

中には小説家になりたいという生徒から、自分の悩みを相談されたり、書いている小説の意見を求められたり。

いろいろあったけれど、自分なりの満足がある後期でした。いや、それは今年の前期も同じでした。

来年は9年目。
どんな生徒さんとの出会いがあるか。

今から楽しみなzephyrです。



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