最近、急速に研究が進んでいるものの一つに、「前世」や「魂の計画」にかかわるものがあります。
こういったものをホロスコープのどこに、どのように見出していくか。
私も試行錯誤しているところはあるのですが。
たとえば前世のデータなど、何らかの情報を持っている人の鑑定。
魂の計画としてのホロスコープ解読を進めることで、その人の現在の状態がなぜそうなのかという洞察が、ご本人に大きな納得を与える鑑定事例。
こういった経験の積み重ねの中で、非常に私自身は明瞭に
魂は転生というプロセスの中で、きちんとつながっている、ということを実感することが増えてきました。
つまり前回の人生があり、そのうえで今回の人生を計画し、今の自分がある。
そのまた背景には前回の前回や、そのずっと前の経験を役立てることもあると思われるのですが、ともかく!
私が皆さんに申しあげたいのは、
「今の自分」
これがどんなものであれ、それには意味があるし、価値があるということです。
こんなことを言うと、自分のことを嫌っている、何も価値を見出してない、という方から、「理想論」的に思われるかもしれません。
実際にそのようなお感じなっている方は、この世の中に大勢います。
だからこそ、これを書いているのですが。
無意味な人生など一つもない。
今の自分の顔や性格や、生き方、思うにままならない人生の出来事すべて。
そのようになっているのなら、それはそのようになっていること自体に、おそらくちゃんとした理由がある。
場合によっては、そのような状況をとっくに卒業できていていいはずなのに、そんな自分を嫌うあまり、そのままの自分に執着しているケースもあります。
自分を嫌っているのなら、そんな自分からとっとと離れられるのではないか? と疑問に思われるかもしれませんが、実際には逆です。
自分を嫌っている人は、実はその感情の強さだけ本当は自分を好きになりたいのです。
しかし、好きになれないので嫌いだ嫌いだと思い込むことで、よけいに自分に執着し続け、今の自分に縛り付けてしまっているのです。
自分を嫌うというのは、これは茨でできた椅子に自分を縛るようなものです。
嫌えば、その縛りがほどけるわけではない。
むしろ強く縛り付けてしまう。
そのためいつまでも茨の椅子に座って、「嫌いだ」と言い続けなければならない。
しかし、ちょっとだけ今の自分から離れてみてみることはできます。
魂の計画の観点では、今の自分に必ず意味があり、そこに問題があるのなら、ちゃんと脱却できるようになっている。
その得難い経験のためにこそ、今の自分が用意されている。
と思えば、少しは今の自分に「ご苦労様」「大変なプロセスを選んでくれてありがとう」くらいは思えるようになるかもしれません。
魂はちゃんとつながっている。先へ先へと。ずっと過去から。
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