サンショウウオの話81/礼子 |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

餌をあげようと0号2号ルームを冷蔵庫から取り出して来て開けると0号の下に2号。この間見たときもそうだったような。0号が歩き回るから2号に乗っかっちゃうのかな、と思っていましたが。蓋が開いたのに気づくと2号が頭の向きを変えて、今度は頭から0号の脇腹の下に突っ込もうとしている。0号が困ったようにこっちを見ていました。あんなに愛想が良かった2号がえらく人見知になって。第一、0号の方が新入りなんですが。年頃なのかな。どう接したものやら(接したくないのか…しくしく)。