長いボイドタイム。
この日、私はボイドが抜けるまでは、いっさい仕事はしないと決めていました。
そこで、だら~~~っと過ごす手もあったのですが、荒れ放題の部屋の片づけに衝動的に着手しました。
まあ、これ自体、ボイド的な行動なのですが。
お話しするのもお恥ずかしいのですが……
床が見えないほど散らかっていました。
「どっから手をつけたらええんじゃ~~~

というような有様で(苦笑・大)。
でも、私、片づけって得意なんですよね。
始めると止まらない。
どんどんやっちまいました。
出てくる出てくる、ゴミたちが。
ビニール袋に放り込み、スペースを作り、掃除機をかけ、拭き掃除をし、また別なところに……
とやっていると。
現れました、おじゃま虫。
いや、おじゃま猫。
リブラです。
なにしろ、普段入ったことのない私の部屋。
興味津々です。
ましてや片づけ中で物品が散らかり放題。
ものを入れようとして持ってきている段ボールに入る(←いつもの行動)。
とりあえずと積み重ねているものの上に上がり、崩す。
ベランダが開かれると、「わーい

また掃除ができていない汚いところへ入っていこうとする。
押し入れの扉を自分で開けて、暗いところ狭いところ大好きな習性を発揮しようとする。


さすがの私もキレました。
首根っこをひっつかまえて、ぽいっと出入り口の方へ軽く投げると、
「なにすんのよおおお

と言わんばかりに、リブラの爪が私の二の腕に。
「やるんか、こらあ!」
一括すると、リブラ、逃げていきました。
その後、ほんのわずかな間、ぷんぷんしていたようです。
私が一階へ下りていって、ぞうきんを絞ったりしていても、普段のように足下にすり寄ったりしない。
私も無視しておりました。
すると、ある時、階段を下りていくと、いつものように手すりに置いている私の手に向かって、じゃれて飛びついてくる仕草をしました。
すぐに背中をいつのように撫でてやると「ごろごろごろごろ」と。
これで仲直り。
うーん、意外に執念深くないな、こいつ。
夜には快適に仕事ができる空間が完成。
ここ1~2年でもやったことのない大掃除でした。
しかし、疲れました。
普段の仕事の方が、よっぽど楽。
も、だめ。
という感じで、昨日は眠りにつきました。

華麗なる寝相。