
私は仕事派!
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「やっぱり、あれですか。ご自分の人生もホロスコープとか見て、判断して決めているんですか」
占いをしていると、時折、相手の方からそんなことを尋ねられたりします。
鑑定で、チャート解読がおもしろいくらいにツボにはまったり、あまりにもこちらの解読とそれに合わせたアドバイスが的確だったりすると、
「すげー。こういうことができたら、さぞかし自分の人生にも役立てているんだろうな」
と思われるのが当然か(笑)。
意外にそうでもないzephyrです。
いつもいつも自分のホロなんか、見てられませんし、人生の重大な決定は、常に自分の意志の方を主体に行ってきました。
過去よりも今の方が、多少ホロの動きを気にしているかもしれません。
今年は天王星の作用をみんなが強く受ける年で、実際、私もそうなのですが、普段よりもやはりナーヴァスになりやすい気がします。
しょうもないことで腹が立ったりとか。
そういうときは、「いかんいかん。天王星の作用だ」とか考えて、気分を変えようとするのですが。
星の力は意識するだけで、違った使い道ができるようです。
だから、本当はホロの動きを見て、「あ、今日はこんなのがあるから注意しよう」とか「ここで勝負かけられるな」とか、判断するのが一番なんでしょうが、そんなことをやっていたら他の大事な仕事や研究ができなくなってしまう。
まあ、気にしすぎるのもどうかと思うので、ほどほどですね。
そんな私が、自分で自分を占ってみたいと思うのは、やはり仕事でしょうか?
(このお題は占ってほしいのは何か、ということですが、私の場合、他人に占ってほしいとは思わないのですね)
だって、恋愛とか言われても、妻帯している身ですから。
人間関係もとくに悩んでいません。昔、一緒の仕事場にいる上役的な人間の気むずかしさに辟易していた時期はありましたが、今はそのようなものはほとんどない。
まあ、ゼロではないけれど、占いたいほどではない。
やっぱ、仕事でしょう。
トータルな意味で。
経済的な面も関わっていますしね。
でも、これは三択したらという意味で、これも実はあまり心配していなかったりします。
仕事上、非常に大きな好調期が来ることは分かっているので。
世の中の鑑定希望の方々の相談ベスト3といったら、やはり「恋愛・結婚」「仕事」「健康」「人間関係」などでしょうか。
人間関係の中には仕事が含まれていたり、家族のことだったりするので「家庭」の占いだったりもしますが。
私は実は占いの中でももっとも不思議を感じるのが、この人間関係だと感じています。
仕事などはその人にあった特質や縁のある職業で選んでいるのがほとんどですし、ハードアスペクトがあってもそれなりに努力すれば、きっちり実を結ばせることもできます。
松本清張先生や小松左京先生なんか、ハードだらけです。
しかし、本人の意図しないところで、「すでに家族である」とか「何となくそばに来てしまった人」だったりすることも多いのですが、その人のホロに合った人物がいつの間にか登場していることが多い。
いい例が結婚相手(これも人間関係の一つに含まれます)。
ちゃんとその人のチャートの中にある対人関係運の中で暗示されている人物であることが多い。
またある年回り、数年間に生じたハードアスペクトが土星だったりすると、本当にその時期に関わる人物が土星的な厳格な人物、年長者であったりすることもあります。
ただ、こうした天体で示される人物も、本人がその天体の力を使っていれば、たとえハードアスペクトでもかなり緩和されるようです。
土星の時期に、その分だけ忍耐強く努力すれば(これもまた土星的)、人間関係でも土星的な相手からの抑圧といったものを緩和できたりします。
究極、100%、その星の力を自分のものにしているのなら、そんな人物に出会わない可能性も出てきます。
今その人にどんな天体が巡ってきているか知れば、それに備えた対処も可能になる。
占星術も使いこなせるようになる、そんな役立て方もできます。