11日23時10分ごろ、青森県三八上北でM4.0。
12日8時16分ごろ、宮古島北西沖M5.0。
相変わらず日本で強めの地震が多く発生しています。
M4以下のものも含めれば、どこという限定はなく、私の近くの安芸灘の方でも地震が起きています。
結構、騒がしい印象です。
チリ落盤事故の救出作業ですが、私の予測以上の早さで実現しそうですね。
日本時間でいよいよ明日、救出作業が開始されるようですが、全員が無事に地上に脱出されることを祈ります。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
この頃、ハマッてしまったものがあります。
これです。
漫画です。
しばらく前にTVドラマ化され、この度その続編の制作が決定した「JIN-仁-」です。
作者は村上もとかさん。
中学生時代から、私はこの人の漫画を読んでいて、「熱風の虎」以来のファンです(連載当時は「虎のレーサー」というタイトルじゃなかったかな)。
F1グランプリが最初に日本に来た当時から連載された「赤いペガサス」。
本格的なレース漫画の走りだったと思います。
ボンベイブラッドという、世界にごくわずかしかない希少血液型を持つ兄、ケン・アカバと妹のユキ。
事故を起こせば、即、死につながりかねない危険なF1レーサーの兄。
しかも緊急時に輸血の期待できないボンベイブラッド。
それをピットで見守り続ける妹。
同じボンベイブラッドという特殊な血のつながりを持つ兄妹の、F1サーカスを通じて描かれる人間模様に魅了されました。
村上もとかさんの作品は、どれも骨太で、しっかりしたテーマを常に感じさせてくれます。
「JIN」は現代の医師・南方仁が、おかしな奇形腫を脳内に持つ男性の手術をしたことがきっかけで、江戸時代末期へタイムスリップして、現代の医術や知識を使って、その時代の人々を救っていく物語。
その時代に存在しない医術、治療法、薬品。
大きく歴史を変えるような行いに悩みながら、それでも医者として生きていこうとする。
そばで見守る可憐な女性。
実在の人物である勝海舟や坂本龍馬が登場するあたりから、俄然物語は面白くなってきて、どんどん作中に引き込まれています。
感心させられるのは、本物の医学知識と当時の江戸の風物や状況がリアルに物語の随所にちりばめられていることです。
さぞかし膨大な取材を行われたことでしょう。
しばらく前に連載終了した「RON」も、昭和の初期から中期、そして最後は現代につながる物語でしたが、戦争を挟んだ当時の日本や中国のリアルな状況を、村上さんは活写されていました。
この「JIN」も単行本がいっぱい出ていて、読みたかったのですが、あまりにも本数が多くて、すぐに手を出せませんでした。
読み始めると、絶対に全部読みたくなってしまうだろうから。
今回、「コミック文庫」サイズで三巻出ているのを見つけ、読み始めたのですが、いや、面白い
「この後どうなるのだろう?」
「なぜ、仁が江戸時代にタイムスリップしたのか、最後に明かされるのかな?」
「坂本龍馬は暗殺されず、仁に救われるのか」
などなど、妄想が湧いて止まりません。
久々に漫画にはまりました。
でも、zephyrから皆さんに一つだけ、お願いがあります。
続きを知っている人、TVを見た人。
この後のストーリーをコメントに書き込むのだけはやめてください<(_ _)>
コミック文庫が出るたびのお楽しみに取っておくんですから!
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