前回の予測では、かなりの部分で新月図が示していた出来事が世の中に現出してきたように思えました。
とくに北朝鮮。戦闘機が中国領内で墜落しただけでなく、金正日総書記が訪中するという動きがありました。
「疎外された国」
ここに目立った動きが見られたこと。
また<ここ数日に起きた出来事>で書いた以外にも、チリ落盤事故で地下700メートルに孤立した作業員33名のことが、この期間に盛んに報じられたことが挙げられます。
この事故そのものは一ヶ月も前に起きており、事故発生時点では8月10日の新月図にはチェンジしておりませんでしたが、33名の生存が確認されて、むしろ10日以降によく知られるようになってきました。
落盤事故などというと、冥王星を連想します。地下の星ですから。
しかし、前回の新月図で孤立していたのは海王星で、これも今回のような出来事の表示になりうると考えられます。
海王星は魚座の支配星で、12ハウスとも関連しています。
「隠れたもの」「隠されたもの」という意味合いにつながります。
もちろん落盤事故そのものは、冥王星を主体とするカーディナルのハードアスペクトの中で起こっています。
これが発生源で、それは8月10日以前にもあった。これは皆さん、カーディナル・クライマックスなどで周知だと思います。
そして、その後の展開をこの海王星が表示していた。8/10新月図の中で。
孤立した33人の方々が、同じくチャートの中で孤立していた水星(通信)でもって、地上との連絡をかろうじてつないでいるというのも、なんというのか、奇跡的な暗示に思えます。
だから。
この人たちはきっと助かる。
なぜか?
カーディナルの激しいTスクエアの枠外に置かれているからです。
そう思いますし、願います。みんな、一人残らず、今のままの状態で。
そう願うので、9月8日の新月図で、真っ先に解読するのはこの海王星の状態です。
海王星は火星・金星とトラインを作っています。
よっしゃ。
活力と工事現場などで使われる技術(火星)、そして愛(金星)が支援を送っています。
救出は最短で11月と言われていますが、この状態なら彼らはきっと乗り越えられる。
金星のサビアンシンボルは「哲学者の頭にある三つのこぶ」というもので、これが閉じこめられた人たちの中にある三人のリーダー的な立場の人物か、あるいは現状で救出のために考案されている三つのプランを連想させます。
(実際にプランA、B、Cがあるそうです)
火星のサビアンシンボルは「鷲と大きな白い鳩が、互いに入れ替わって姿を変える」というものですが、これも閉鎖空間の中での相互の助け合いを連想させますし、いくつかのプランを組み合わせることで打開策が見いだせるのかも知れません。
テロや異常な猛暑、地震や他の災害であっけなく多数の命が奪われる昨今だからこそ、この人たちの無事な救助を心底願います。
さて。
ちょっと力が入り過ぎちゃいましたが。
9月8日の正確な新月は、19時29分です。
新月の願いをされるかたは、お勧めです。
この日はボイドにもならないですし、夕方以降の静かな夜にでも、願いをかけられたら。
<新月のマジック>を参照下さいね~。
太陽と月の合(新月とはそういうこと)は、乙女座の15度で、これは「オランウータン」に関したサビアンシンボルです。
乙女座というのは管理された世界、環境の中で清潔に、秩序だって生きる星座なのですが、オランウータンはある意味で原始的です。
理性的に進化した人類にとっては、オランウータンは理屈の通用しない相手です。
言葉の通じない動物です。
それに直面させられるサビアンシンボルを、どう解釈すべきでしょうか。
じつは、この太陽と月の合は、日本とその他の少数の国では意味を持ちますが、全般的に考えた場合、この合は孤立しているのです。
金星とセミスクエアがあるぐらい。
ということは……
非常に大胆な解読の仕方をあえてしますが!
このような理性的な人類と、その進化以前的なのもの。
人類はその存在感に圧倒され、驚きますが、結局、それは孤立して他へ波及しないのではないか、という現実も読み取れます。
オランウータンのサビアンシンボルは、あくまでもそれを見せられる人の側に主体があり、オランウータンに主体はありません。
原始的な力に直面することで、それまでの常識的なことでは通用しないものもあるのだと悟り、次のステップへ向かう「人」のシンボルなのです。
ということを考えたら……。
この新月図が支配する期間(9/8~10/8)、旧世代的な欲望の支配する勢力は存在感は誇示するが、孤立を深め、カネや欲望、実利の結びつきがあるものにしか効果が波及しなくなる、ということもあり得ます。
また逆にオランウータンに象徴されるものに直面させられた側の人が、孤立するという読み方も可能です。
この解読は非常に微妙です。
こういうことを書くと、もう懸命な読者のかたは、近い未来の日本のことを想像されておられますよね?
上記のことは、日本だけでなく全体的な傾向としてあります。
が。
民主党代表選挙もこのサビアンシンボルの中に、いくらか傾向がでていると思います。
日本のケースだと、この太陽と月は他の現実天体とはほとんど関係を結ばず、MCや月のノードとだけトラインを結んでいます。
これをどう解釈すべきなのか。
太陽はいかなるときも国家元首とかトップを暗示します。
その状態がMCと良好なら、これは現総理の菅さんに有利な新月図です。
しかし、太陽と月は他とあまり結ばれない。
協力体制を得にくい傾向がある(ずっとではありません。あくまでも新月図はひと月の傾向ですから)。
小沢さんを暗示しそうな星は、この新月図の中ではたぶん土星だろうな、と感じます。
小沢さん自身の出生太陽が、土星・天王星と強い合で、いかにも権力(土星)を保持していそうに思えるからです。
この土星はカーディナルのTスクエアの中にあって、非常に状況が厳しい。
もしこのハードアスペクトを逆に力に変え、強権的にのし上がることに成功して、総理(太陽)になったとしても、やはり太陽と月は孤立的……。
皮肉なことなのですが、当人たちの盛り上がった雰囲気とは裏腹に、国民はどちらが総理になったとしても冷ややかに見ているのかも知れませんね。
流れでこのまま日本を中心とした解読を行います。
大物芸能人(著名人)などのスキャンダル、不倫、また熱愛発覚などがありそうです。
核問題に関する議論、騒動(原子力? 北朝鮮?)。
突発的なトラブル、事故。
国民の健康を脅かす問題。
ベビーラッシュのことが報じられる。
☆日本に限定せず、全般的傾向として。
この月は冥王星主導といえそうです。
北朝鮮かイラン、インドなどの核に関する動き。
テロリズムの活発化(かなり極端な目立ったものが起き、場合によっては国家元首を狙ったものも考えられる)。
宗教団体、カルト教団に関する問題の浮上。
経済・破綻を伝える大手企業。
金融は活発な印象を受けますが、流れ出て損をする印象を受けます。
大きな動きをしないほうが得かも。
内陸、奥地的な場所での地震。
国際的な結婚、契約の離別・離反。
医療関係に目立った成果(ワクチン開発、新薬開発、新技術による特定疾病への効果的な治療)。
オランウータンのサビアンシンボルは全体的なものなので、このひと月、私たちは人類の進化以前的な欲望のありよう、野蛮な何かに直面させられるのかも知れません。
このオランウータンに直面するのは子どもたちというサビアンシンボルなので、小さなお子さんを持つ親御さんは、ちょっと注意してあげてくださいね。
人の心に愛が、世界に調和が満たされますように。
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