トホホ……また不便な日々に逆戻りしてしまうのか?
それとも、なんとか復旧するのか?
見込みはまだ立たない状況です。
それでも、こうやってブログが更新できるのは、携帯電話を使用した、裏技的なことをやっているからなのですが、なんにしても不便です(うう…涙)
メール鑑定の場合、今まで以上に時間がかかってしまうことをお許し下さい。
自宅ですいすい書いて、送信というわけにはいかなくなりました。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
appleさんからのご質問があったので、これもブログ上でお答えしたいと思います。
というのは、コメント欄に書くには長くなりすぎるから(笑)
しかも、連載記事にするぐらい、長さが必要です。
それに、結構、これは重要な問題なのです。
そして私自身が自戒として持つべき内容を含んでいるからです。
「ある人との関係を占星術で占っていただき、出会うべくして出会って、運命的な繋がりがあり、来年間違いなく結婚すると言われました。しかし、今はその人とはほぼ疎遠になり、私は今でも思い続けているのですが、復縁などあり得ない状況なのです。
こんな状態であっても、ホロスコープが示すように、私たちはいずれ結婚することがあるのでしょうか?
それとも、一度は結婚すると結果は出たが、今は答えが変わりました、ということもあるのでしょうか?
ぜひ教えていただきたいです。どうぞよろしくお願いいたします!」
このかたのご質問には、とても切実なものを感じます。
まず、最初に結論的なことを申し上げると、このかたのケースにおいて真実がどうであったのか、絶対的な答えを出せる人間はこの世に存在しない、ということです。
つまり神のような視点で、このappleさんと相手のかたの関係がどうであったのか、「絶対に」間違いのない答えを出せる人間は、占星術師であろうと、霊能力者であろうと、この世には一人も存在していないと、私は思います。
じつは、これは占星術師としての私自身への自己否定にもつながりかねない発言です。
ですが。
占星術師であろうと霊能力者であろうと、
ただの人間です。
判断を間違うことはあるし、どのような占星術師であろうと、まだ成長途上です。
いや、違う。私は占星術については極めている、四柱推命に関しては奥義に達した、手相で知らぬことはない、などの発言を平然と行える人がいたら、私はすでにその鑑定家については警戒すべきと思います。
どのようなジャンルの占いであろうと、その究極的な世界は、人知の及ばぬ領域に踏み込んでいると思います(それが真実につながる占術であるならば)。
しかし、西洋占星術や四柱推命などは非常に高度な占術であることは間違いありません。
それを私は経験的に知っています。
その知識や技術体系は、これらが磨き抜かれてきた歴史もあり、相当なものだと思います。
ほかにも優れた占いはありますが、現状、私が知る範囲で、その出生日時の情報で鑑定する占いの中で、総合的に優れているのはこの二つだと思います。
いってしまえば、これらは西洋と東洋の国で生み出された、最高級車のようなものです。
が。
たとえば乗る車がレクサスとか、ベンツとか、最高級のものであっても、運転する人間が未熟だと事故も起きます。
ことは単純なのです。
占術家はつねに研究し、勉強している必要があるはずだし、これでOKなどということは、生涯ないはずなのです。
なぜなら、人間だから。
弘法も筆の誤りということわざのように、非常に優れた占術家でも間違うこともあります。
まして未熟な者なら、読み違いが起きる確率は、当然高くなります。
これはどのような占いでも言えることです。
appleさんを鑑定した西洋占星術師がどうだったのか、今の段階で私に知る術はありません。
本当は優秀だったのに、たまたまそのときに読み違えたのか、それとももともと未熟でお二人の関係を見抜く能力などなかったのか。
その鑑定者が、何を根拠に来年には結婚する二人だと判定したのかも、私には現状、判断できません。
しかし、占星術は基本的に出生チャートと進行チャートの状態を見て、相性や二人の縁を判定します。
ホラリーなどの手段を使って、別な観点から結果を推測する手法もありますが、占星術はまっとうに使用すれば、かなりの確率で正しい結論を導き出すことができる性能を持っているはずで、
「一度は結婚すると結果は出たが、今は答えが変わりました」
という可能性は、かなり低いはずです。
ホラリー・チャートのみが、占うときによって結果が左右される占星術手法ですが、私はこのホラリーの中にも、出生チャート、進行チャートと矛盾しない答えがあるはずだと考えています。
いずれにせよ、出生チャートと進行チャートの解読が、非常に深いところまで行われていれば、あまり間違わないはずです。
つまり、これは鑑定家の読み違いである可能性が高いように思います。
とはいえ。
私も解読を誤ることはあります。
これは正直に申し上げます。
この二人は運命的な結びつきを持っている、と感じたにもかかわらず、その二人が今、別れの危機にあるというような具体的な事例も存在します(とはいえ、まだ破局には至っていないのですが)。
完全な人間がいないように、完全な占星術師もいない。
それを言い訳にしたいとは思いません。が。
いつもパーフェクトを目指したいとは思っていますが、それでも間違うことはあるのです。
ホロスコープ上に、二人の間に強い縁が存在することを見抜けたとして、その縁が永続的なものなのかどうか。
出会い、別れて行く二人も、かならず何らかの縁が存在します。
その体験が強烈なものだとすれば、チャート上にも強烈な出方をしているはず。
その類似点、一致点を見て、解読者が「強い縁を持っている二人だ」と感じるケースもあるでしょう。
そして、もう一つ。
非常に重要な問題があります。
これは、ある意味でとても恐ろしい、重大な問題で、生まれ変わりに関する科学的な研究報告の中から推論できることなのですが。
長くなるので続きます。
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