通りすがりの旅人さんから、上記のようなご質問がありました。
お答え致します。
「はい。あります」
まあ、ホロスコープ・チャートを突き合わせたら、二人がソウルメイトとかツインソウルということが、たちどころに判明するわけではありません。
その領域には、私は達しておりません。
けれど、「この二人はすごい。きっと前世的な因縁で結ばれている」とか「何かを一緒にするために生まれてきたんだろうな」とほぼ確信するような組み合わせに遭遇することはあります。
どういったところに、それが表示されているか?
月のノードとか、冥王星などは前世やあの世的な因縁を表示しているとも言われますし、私もそれらは当然チェックしていますが、実際はチャートの中のさまざまなものがそれを表現していることがあります。
たとえば親子の間では、
Aという子供のチャートの中で親を示す星が、Bというその子の親の太陽と完全に合になっている
とかいう事例が比較的よく見られます。
親子というのはそれだけ強いつながりを持っているのです。
ちゃんと相互のチャートの中で、互いの存在を証明するような配置になっていることが多いのです。
注・親子でもつながりが希薄なケースももちろんあります。
しかし、他人の間でこのような互いの存在が克明に相互のチャートに刻み込まれている例の出現率は、やはり親子などに比べると格段に下がります。
だからこそ、他人同士なのにこのような相互の符合が見られる場合、これはよほどのつながりを持った二人だな、と感じることがあります。
また別な観点から、二人のつながりの深さを検証する方法もあります。
二人のプログレス(進行運)をず~~~~~っと追って調べてみると、かなりの長い期間、あるいは一生涯かも知れませんが、そのときに巡ってくる星に不思議な一致が見られることがあります。
これが夫婦なら、経済など生活基盤も共有していることが多いので、2010年の運気、11年の運気、12年の運気を調べたときに、同じような星の巡りになっていてもおかしくありません。
が、夫婦だからといって、すべて一致することなどありません。
重要なポイントでは一致していることが多いという程度が普通です。
けれど、夫婦でももう心の通わなくなった二人だと、共有する星がなくなっている可能性もあります。
これはケースによって、いろいろです。
このようなプログレスの運気の推移を調べてみて、この一致度が非常に高い二人は、出生チャートの中に強い符合がなくても、なんらかの絆、つながりを持っている可能性を感じます。
また二人の出会いの時について調査してみるといいでしょう。
冥王星や月のノードといった、宿命的な作用をするといわれる星の影響下で、二人ともに出会っているとしたら、これは何かを感じさせます。
ホロスコープは魂の計画書がこの世的に表現されたものというのが私の基本的な考えですから、出会うべくして出会い、運命的に結ばれた二人というのは、出生チャートや進行運の中にかならず強い縁を示すものがあるはずです。
ないはずがない。
どの程度のものだったら、ソウルメイトやツインソウルと考えられるかというのか、もはやこれは多数の鑑定を行って経験を積み重ねていくしかないでしょう。
またこれは個人的な考えですが。
魂の計画は多様です。
ツインソウルやソウルメイトなら相性がよいはず、という思い込みは外しておいた方がよいかも知れません。
そういった魂同士は、切っても切れないような関係にあるので、だからこそ、そういう相手同士でないとできない学びというものあるかも知れません。
たとえばまったく違った性格の者同士に生まれ、出会い、結婚し、けれど性格がぜんぜん合わず、互いに理解することも難しい。
このような性格をあえて互いに選択し、しかし、強い絆を持つがゆえに離れることもなく、少しずつ無理解を埋める努力を行って学んでいく、というような厳しい計画も、もしかするとツインソウルやソウルメイトのような関係でないと達成しにくいのかも知れません。
まあ、これはツインソウルやソウルメイトの定義にも関わってくることなので、ある人から言わせれば私は間違っているのかも知れません。
申し上げたいのは、同じ気質や性格の持ち主が、イコール、強い絆を持つとは限らないということです。
そのような場合は、出生チャートはばらばら、プログレスは超一致、みたいな形になっているはずです。
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