愛する人を犯罪者によって殺められた家族、親族にとっては、この上ない朗報でしょう。
あ、いや、彼らにとっての一番の朗報は、「犯人逮捕」なのですが。
これがえん罪を生む下地になるのでは?
裁判員制度への影響は?
といった懸念もありますが、やはり犯人は「逃げ得」、遺族は泣き寝入りという不公正を正す目的では、理に適った改正だと私は考えます。
そもそも公訴時効は、時間経過と共に証言の信頼性や新証言の入手が困難になること、また遺留品など証拠物件の保存に限界があることなどから設けられてきた制度でした。
しかし今、科学捜査は急速に進歩しており、古い慰留物の分析精度も高まっており、そうした新しい技術が過去の事件を解決に導いた例もあります。
この新制度の即日施行によって、1995年4月、私の地元で起きた夫婦殺人放火事件もぎりぎりで時効が消滅しました。
じつはこの事件。
私にとっても因縁浅からぬものがあります。
この事件発生後、たしか5年だったか?
ある新聞社の記者が、推理作家である私の元を訪ねてきました。
そして、その事件について推理作家の視点で推理してほしい、と。
普通の報道では知ることもない、事件の詳しい状況、経緯などについてもその記者から説明を受け、資料を見せられました。
そのとき私が出した結論は、「単独犯、放火は事件発火装置など」という推理でした。
この記事については、某新聞で掲載されました。
ところが。
その記事を読んだ警察のある幹部が、「会って話がしたい」と連絡してきたのです。
びっくりしました。
その人、Sさんはかねがね私が推理したのと同じような考えを持ち、捜査を進めていたようです。
だから、私がそう考えるに至った根拠など、付き合わせてみたかったようです。
しかし、その後も事件は解決を見ることはなく、迷宮入り、時効を迎えるのかな、と考えておりました。
が。
ここで時効は廃止。この事件にも適応されました。
そこで当時の私にはできなかったことをやってみようかと思います。
占星術にはホラリーという手法があり、事件発生時のチャートを使って、その内容を推理する方法があるのですが、ただこの事件の発生時点を限定するのは、ちょっと難しい。
まず事件は火災という形で発生しています。
その後、焼け跡から老夫婦の死体が見つかっている(首は切断され、持ち去られていた)。
火災発生時をまずチャートを立てる時刻とすべきですが、これも多少あいまい。
なので、単純にタロットカードを使用して、「老夫婦殺人放火事件の犯人は?」という質問を行ってみました。
なのですが。
ごご、ごめんなさい

ここではそのタロット展開を公表することができません。
「なにー



とお怒りを買うのは覚悟の上です。
それでも、ごめんなさいです。
タロットがあまりにもリアルな答えを出してきたので、これは無理

私のタロットには、大変な信頼を寄せてくれる方もいらっしゃって、そういった方にはこれが真実っぽく伝わってしまうでしょう。
いかに占いという非科学的な方法による、実験的なチャレンジだとお断りしても。
ただ、私が過去に行った推理。
もしこのタロットが正しいのなら、大間違いです。
たぶん単独犯ではない。
犯人像もこれまで考えられていたものとはまったく違っています。
もう、ここが限界ぎりぎり。
もし、この記事にコメントで犯人像に関してご質問やご意見があったとしても、それは承認しないか、返答しない可能性がありますので、ご容赦下さい。
ポチッとしていただけると、嬉しいデス。
↓
人気ブログランキングへ
