
本文はここから
日常的には笑顔で、究極的には泣き顔だと思うzephyrです。
男は女性の笑顔にも泣き顔にも弱いところがあります。
すごく嬉しそうににっこり笑われると、「そんなに嬉しいんだ?」と思って、またなにかしてやりたくなったりしますし、悲しそうに泣かれるとついおろおろと脆弱な対応に終始したりします。
しかし、これもそれを使う女性のキャラクターと頻度によりますよね。
能楽者・世阿弥の「風姿花伝」には「鬼」について触れたところがあるそうですが、「鬼」はあまり舞台上に頻出してはならない、希に現れるからこそ、人は驚きや恐怖を抱く、だからこそ「鬼」なのだというような意味合いだったと思います。
つまり鬼が、人を怖がらせ驚かせる鬼であるゆえんは、非日常性の存在だからこそというわけです。
毎日毎日、鬼と対面していたらいくら異形の存在でも、人は慣れてきます。
もののたとえとして適切かどうかわかりませんが、女性の泣き顔などはけっこうこの「鬼」に似た性質を持つと思います。
あまり日常的に泣かれると、「またか……」ということになって、武器として期待しただけの効果は薄れると思われます。
じつはこれ、先日ランチを一緒にしたとき、薫由記と神奈女凛の会話にも似たような内容の話が出ていました。
薫は演技派なので、ここぞというときに泣いてみせるらしい。
しかし、日常的にはかわいい女性の仕草や笑顔で相手を誘導し、コントロールしている(コントロールという言い方は誤解を招きそうだけど、円満なやり方であることには違いない)。
けれど、それを横で聞いていて、「こいつとはただの友達で良かった……。まかり間違って、恋人や夫婦になったものなら、ころっとだまされてるよなー」と思ったzephyrでした(ハハ、薫サン、ごめんなさい)。
泣き顔が武器として有効なのは、それが希にしか現れないから。
こういう条件付きで、究極的な武器だと思います。
しかし、日常的には絶対に笑顔でしょう。
なぜなら笑顔はいくら振りまいても、効果が薄れることはないからです。
しかし、笑顔にもいろいろとあります。
愛想笑いもあれば、心からの笑顔もある。
たとえば私と一緒にいて、それだけで嬉しいという笑顔を見せてくれる妻は、これはいつも本当にそう思ってくれているからの笑顔で、そんな顔はいくら見せられても見飽きることがない。
けれど、ただの愛想笑いなら、ないよりはましだけど、何度か見ているうちに「本当に笑いたくて笑っているわけじゃないんだな」というのが見透かされてきます。
ならば、その笑顔の効果も薄れるというものです。
笑顔に関しては、心がこもっているかどうかが、武器としての効果の違いになってくる気がします。
でも、「武器」として使用しようとしているかどうかというのは、本人の意識の中で微妙に笑顔の出方にも影響するかも。
無意識の、心のこもった笑顔。
武器として使おうとしていない笑顔。
こっちの方がじつは、もっとも強力な武器のような気がします。
でも、笑顔は日常的に人間関係を円滑にします。
大切ですよね。
だから、日常的には笑顔、究極的には泣き顔が女の武器として有効かな?

☆占星術セッション 開催致します☆
西洋占星術、占い全般、あるいはスピリチュアルな領域の話題 etc……。
zephyrがお答えできる限り、ぎりぎりのお話を致します。またこのブログでは書けないようなことも!?
詳しくはこちらをクリック。