サンショウウオの話39/礼子 |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

片付ける気になれなくて空の水槽をそのまま置いていました。ある日帰って何気なく水槽を見ると、ドーモーが。心持ち大きくなっています。そのまま居間に行き旦那の前に座ります。「ドーモーがいるんですけど」じーっと見ていたら旦那の顔に冷や汗が。吐いたら楽になるよ。
ドーモーを買った店に行ったらドーモーの兄弟が売れ残って育っていたそうです。ドーモーの生き別れの兄弟ですか。いいですけど、もうかまい過ぎないようにね。